Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 管理ガイド

JavaMail セッションの作成

Enterprise Server で JavaMail を設定して使用するには、Enterprise Server 管理コンソールでメールセッションを作成します。これにより、サーバー側コンポーネントとアプリケーションは、JavaMail サービスに割り当てられたセッションプロパティーを使用して、JNDI を使用して JavaMail サービスにアクセスできます。メールセッションを作成する際に、管理コンソールで、メールホスト、トランスポートプロトコルとストアプロトコル、およびデフォルトのメールユーザーを指定できるため、JavaMail を使用するコンポーネントはこれらのプロパティーを設定する必要がありません。Application Server は単一のセッションオブジェクトを作成して、JNDI を介してセッションオブジェクトを必要とするすべてのコンポーネントに使用できるようにするため、電子メールを大量に使用するアプリケーションで役立ちます。

管理コンソール を使用して JavaMail セッションを作成するには、「リソース」、「JavaMail セッション」の順に選択します。次のように JavaMail 設定を指定します。

さらに、メールプロバイダが、デフォルト以外のストアやトランスポートプロトコルを使用するように設定し直した場合にのみ、次の詳細設定を定義します。