HADB ノードには、次の 2 種類があります。
各ノードには、1 つの親プロセスと複数の子プロセスがあります。ノードスーパーバイザー (NSUP) と呼ばれる親プロセスは、管理エージェントによって起動されます。このプロセスは、子プロセスの作成とその実行の継続の役割を果たします。
子プロセスには次のものがあります。
トランザクションサーバープロセス (TRANS)。分散ノード上のトランザクションを調整し、データ記憶領域を管理します。
関係代数サーバープロセス (RELALG)。ソートや AND 結合などの複雑な関係代数クエリーを調整および実行します。
SQL 共有メモリーサーバープロセス (SQLSHM)。SQL 辞書キャッシュを保守します。
SQL サーバープロセス (SQLC)。クライアントのクエリーを受信し、それらをローカル HADB の命令にコンパイルし、命令を TRANS に送信し、結果を受け取ってクライアントに伝達します。各ノードには 1 つのメイン SQL サーバーと、個々のクライアント接続用に 1 つのサブサーバーがあります。
ノードマネージャーサーバープロセス (NOMAN)。hadbm 管理クライアントによって発行された管理コマンドを実行するために管理エージェントが使用します。