Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 配備計画ガイド

Java Message Service タイプ

Enterprise Server と MQ ブローカの間の統合には、 ローカルとリモートの 2 つのタイプがあります。このタイプ属性は、管理コンソールの「Java メッセージサービス」ページで設定できます。

ローカルの Java Message Service

「タイプ」属性が LOCAL の場合は、Enterprise Server が MQ ブローカを起動および停止します。Enterprise Server は起動時に、デフォルト JMS ホストとして指定されている MQ ブローカを起動します。同様に、Enterprise Server インスタンスは停止時に、MQ ブローカを停止します。LOCAL タイプはスタンドアロンの Enterprise Server インスタンスに最適です。

LOCAL タイプでは、「起動引数」属性を使用して MQ ブローカの起動パラメータを指定します。

リモートの Java Message Service

「タイプ」属性が REMOTE の場合、Enterprise Server は、外部に設定されているブローカまたはブローカクラスタを使用します。この場合、MQ ブローカの起動と停止は Enterprise Server とは別個に行い、MQ ツールを使用してブローカまたはブローカクラスタを設定および調整する必要があります。REMOTE タイプは Enterprise Server クラスタに最適です。

REMOTE タイプでは、MQ ツールを使用して MQ ブローカ起動パラメータを指定する必要があります。「起動引数」属性は無視されます。