Sun GlassFish Enterprise Server v2.1.1 管理ガイド

Web サービスの監視

管理コンソールで、Web サービス処理の統計情報を追跡してグラフィック表示したり、Web サービスで送受信されたメッセージを表示したりできます。

Web サービスの監視を有効にするには、管理コンソールで、「アプリケーション」>「Web サービス」>「web-service-name」|「監視」|「設定」の順に選択します。

「監視の設定」ページで、監視レベルを設定します。

「メッセージ履歴」の値を入力します。デフォルトは 25 秒です。「リセット」ボタンをクリックして、すべての統計情報を消去します。移動平均が再開されます。

Web サービス統計の表示

Enterprise Serverv2.1.1 は、Web サービス処理の統計情報を追跡し、グラフィック表示する機能を提供します。

監視統計を表示するには、「アプリケーション」>「Web サービス」>「web-service-name」|「監視」|「統計」の順にクリックします。利用できる統計情報は次のとおりです。

Web サービスメッセージの監視

Web サービスのエンドポイントに関するメッセージ (デフォルトは 25) を表示するように Web サービスを設定することもできます。これらのメッセージは、リモートサーバーインスタンスのメモリーに格納されます。SOAP 要求、応答、HTTP ヘッダー情報の詳細が表示されます。

Web サービスメッセージを監視するには、「アプリケーション」>「Web サービス」>「web-service-name」|「監視」|「メッセージ」の順にクリックします。

有効にすると、Web サービスエンドポイントに関する最新のメッセージ (デフォルトでは 25 件) を表示できます。これらのメッセージはリモートサーバーインスタンスのメモリーに保持されます。これには、SOAP 要求と応答の詳細および HTTP ヘッダー情報が含まれます。

Web サービスに関して受信したメッセージのリストが表示されます。表示されるメッセージの数は、監視の設定によって決まります。

フィルタを選択して、正常処理のメッセージまたは異常処理のメッセージだけを表示することもできます。