Sun GlassFish Enterprise Server v2.1.1 管理ガイド

Procedure管理対象オブジェクトリソースを作成する

リソースアダプタ (コネクタモジュール) にパッケージ化されている管理対象オブジェクトは、アプリケーションの特殊な機能を提供します。たとえば、管理対象オブジェクトは、リソースアダプタおよびそれに関連付けられた EIS に固有なパーサーへのアクセスを提供できます。オブジェクトは管理対象に指定することができます。つまり、管理者により設定可能です。オブジェクトを設定するには、「新しい管理オブジェクトリソース」または「管理オブジェクトリソースを編集」ページで、名前と値のプロパティーペアを追加します。管理対象オブジェクトリソースを作成するときに、その管理対象オブジェクトを JNDI 名に関連付けます。

Enterprise Server は、リソースアダプタを使用して JMS を実装します。作成された JMS の送信先ごとに、Enterprise Server は自動的に管理対象オブジェクトリソースを作成します。

  1. ツリーコンポーネントで、「リソース」ノードを展開し、次に「コネクタ」ノードを展開します。

  2. 「管理オブジェクトリソース」ノードを展開します。

  3. 「管理オブジェクトリソース」ページで、「新規」をクリックします。

  4. 「管理オブジェクトリソース」ページで、次の設定を指定します。

    1. 「JNDI 名」フィールドに、リソースを識別する一意の名前を入力します。

    2. 「リソースタイプ」フィールドに、リソースの Java タイプを入力します。

    3. 「リソースアダプタ」コンボボックスで、管理対象オブジェクトを含むリソースアダプタを選択します。

    4. 「ステータス」チェックボックスを選択または選択解除して、リソースを有効または無効にします。

    5. 名前と値のプロパティーのペアを使用して管理対象オブジェクトを設定するには、「プロパティーを追加します」をクリックします。

    6. クラスタプロファイルを使用している場合は、ページ内の「ターゲット」領域で、「利用可能」フィールドから管理対象オブジェクトを作成するドメイン、クラスタ、またはサーバーインスタンスを選択し、「追加」をクリックします。

      「選択」フィールドのドメイン、クラスタ、またはサーバーインスタンスで管理対象オブジェクトの配備を取り消すには、フィールドでドメイン、クラスタ、またはサーバーインスタンスを選択し、「削除」をクリックします。

    7. 「完了」をクリックします。

同機能を持つ asadmin コマンド

create-admin-object