Sun Java System Message Queue 4.2 リリースノート

今後のリリースで使用されなくなる機能

メッセージベースの監視では、メトリックトピック送信先に書き込まれたメトリック (計測データ) 情報を使用してブローカとその送信先を管理できますが、この機能は今後のリリースでは使用されなくなります。

メッセージベースの監視では、ブローカの設定可能なメトリックスメッセージプロデューサを利用して、メトリックデータを JMS メッセージに書き込みます。この JMS メッセージは、メッセージに含まれているメトリック情報の種類に応じてメトリックトピック送信先に送信されます。このメトリック情報にアクセスするには、適切なメトリックトピック送信先へのサブスクライブ、そのメッセージの消費、および必要に応じたデータ処理を行うクライアントアプリケーションを記述します。

メッセージベースの監視機能の代わりに、MQ 4.0 で実装された JMX 管理 API が使用されるようになっています (「JMX 管理 API のサポート」を参照)。この JMX API は、より包括的 (トピック送信先に書き込まれるよりも多くのメトリックデータが含まれる) であり、JMX 業界標準に基づいています。

Message Queue で JMX API がサポートされている現在、あえてメッセージベースの監視を使用する理由はありません。メッセージベースの監視機能に関する情報は、この機能が正式に使用されなくなるまで Message Queue ドキュメントに残されます。