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Sun Java System Identity Installation Pack 2005Q4M3 リリースノート  

4

ドキュメントの追加事項と修正事項

このタイトルに隣接して表示されるコンポーネントは CN 章番号です。


Identity システムソフトウェアガイドについて

Identity システムソフトウェアのドキュメントは、複数のガイドから構成され、Identity Install Pack CD に Acrobat (.pdf) 形式で収録されています。本リリースには次のガイドが含まれています。

Identity システムソフトウェア

Install Pack Installation (Identity_Install_Pack_Installation_2005Q4M3.pdf) − Identity システムソフトウェアのインストールと更新の方法を説明します。

Identity Manager

Identity Auditor

Identity Auditor 管理ガイド (IDA_Administration_2005Q4M3.pdf) − Identity Auditor の管理者インタフェースについて説明します。

Identity Manager Service Provider Edition


オンラインガイドの操作

ガイドを操作するには、Acrobat のブックマーク機能を使用します。ブックマークパネルに節や項のタイトルを入力すると、ドキュメント内のその節や項の位置にジャンプできます。

Web ブラウザから idm/doc ディレクトリにアクセスすることで、すべての Identity Manager インストールで Identity Manager のドキュメントを表示できます。


Install Pack Installation

追加事項

インストーラの機能強化と更新についての新しい情報が追加されました。

修正事項


Identity Manager 管理ガイド

追加事項


Identity Manager Technical Deployment Overview

関連付けられたワークフロー、フォーム、および JSP に関する次の説明は、『Identity Manager Technical Deployment Overview』のアーキテクチャーの概要に属します (ID-7332)。

プロセス実行

ユーザーがページ上のフィールドにデータを入力して「保存」をクリックすると、ビュー、ワークフロー、およびフォームの各コンポーネントが連携して、データを処理するために必要なプロセスを実行します。

Identity Manager 内の各ページには、そのページに関連付けられ、必要なデータ処理を実行するビュー、ワークフロー、およびフォームがあります。次の 2 つの表で、これらのワークフロー、ビュー、およびフォーム間の関連を示します。

Identity Manager ユーザーインタフェースのプロセス

次の表は、Identity Manager のユーザーインタフェースの各ページから開始されるプロセスに関係するフォーム、ビュー、およびワークフローを示したものです。

ユーザーインタフェースのページ

 

フォーム

 

 

ビュー

 

 

ワークフロー

 

 

メインメニュー

蜉endUserMenu

蜉デフォルトの End User Menu

ユーザー

ビューは読み取り専用です。このページでは変更は行えません

なし

パスワードの変更

蜉endUserChangePassword

蜉デフォルトの Change Password Form

パスワード

蜉changeUserPassword

蜉デフォルトの Change User Password

その他のアカウント属性の変更

蜉endUserForm

蜉デフォルトの End User Form

ユーザー

Update User

プロセスステータスの確認

蜉endUserTaskList

蜉デフォルトの End User Task List

リスト

ビューにはユーザーが起動した TaskInstance オブジェクトの情報が含まれます

なし

プロセスステータス

ページは TaskViewResults クラスによって生成されます

なし

なし

なし

利用可能なプロセス

蜉endUserLaunchList

蜉デフォルトの End User Launch List

リスト

ビューにはユーザーがアクセス可能な TaskDefinition オブジェクトの情報が含まれます

なし

プロセスの起動

選択された TaskDefinition を起動します

TaskDefinition によって定義されます

プロセス

なし

認証質問の回答の変更

蜉changeAnswers

蜉デフォルトの Change User Answers Form

ChangeUserAnswers

なし

自己検索

既存のリソースアカウントにのみリンクできます

蜉selfDiscovery

蜉デフォルトの Self Discovery

ユーザー

Update User

インボックス

蜉endUserWorkItemList

蜉デフォルトの End User Work Item List

リスト

ビューには現在のユーザーが直接所有する作業項目の情報が含まれます

なし

インボックスアイテム編集

作業項目により指定されるか、自動生成されます

作業項目

なし

管理者インタフェースのプロセス

次の表は、Identity Manager の管理者インタフェースの各ページから開始されるプロセスに関係するフォーム、ビュー、ワークフロー、および JSP を示したものです。

管理者インタフェースのページ

 

フォーム

 

 

ビュー

 

 

ワークフロー

 

 

「組織の作成」と「組織の編集」

システム設定マッピング

コンテキストに依存し、次のフォームのいずれかになる可能性があります。

蜉Organization Form

蜉Organization Rename Form

蜉Directory Junction Form

蜉Virtual Organization Form

蜉Virtual Organization Refresh Form

Org

なし

ユーザーの作成

蜉userForm

蜉デフォルトの Tabbed User Form

ユーザー

蜉createUser

蜉デフォルトの Create User

ユーザーの更新

蜉userForm

蜉デフォルトの Tabbed User Form

ユーザー

蜉updateUser

蜉デフォルトの Update User

ユーザーのリソースアカウントの無効化

蜉disableUser

蜉デフォルトの Disable User

無効化

蜉disableUser

蜉デフォルトの Disable User

ユーザーの名前変更

蜉renameUser

蜉デフォルトの Rename User Form

RenameUser

蜉renameUser

蜉デフォルトの Rename User

ユーザーのリソースアカウントの更新

蜉reprovisionUser

蜉デフォルトの Reprovision Form

再プロビジョン

蜉updateUser

蜉デフォルトの Update User

ユーザーのリソースアカウントのロック解除

蜉unlockUser

蜉デフォルトの Unlock User

ロック解除

蜉unlockUser

蜉デフォルトの Unlock User

ユーザーのリソースアカウントの削除

蜉deprovisionUser

蜉デフォルトの Deprovision Form

プロビジョン解除

蜉deleteUser

蜉デフォルトの Delete User

ユーザーパスワードの変更

エンドユーザー GUI と同じワークフローを使用しますが、フォームは異なります

蜉changePassword

蜉デフォルトの Change User Password Form

ChangeUserPassword

蜉changeUserPassword

蜉デフォルトの Change User Password

ユーザーパスワードのリセット

蜉resetPassword

蜉デフォルトの Reset User Password Form

ResetUserPassword

蜉changeUserPassword

蜉デフォルトの Change User Password

自分のパスワードの変更

エンドユーザーの「パスワードの変更」と同じビュー、フォーム、ワークフローですが JSP は異なります

蜉endUserChangePassword

蜉デフォルトの Change Password Form

パスワード

蜉changeUserPassword

蜉デフォルトの Change User Password

自分の認証質問の回答の変更

エンドユーザーの「回答の変更」と同じビュー、フォームですが JSP は異なります

蜉changeAnswers

蜉デフォルトの Change User Answers Form

ChangeUserAnswers

なし

承認

蜉workItemList

蜉デフォルトの Work Item List

蜉デフォルトのフォームは「Work Item Confirmation」を含みます

WorkItemList

 

なし

作業項目の編集

作成元ワークフローの再開時に Work Item ビューの結果をチェックインするが、作業項目のチェックインを処理するためだけのワークフローは作成されません

作業項目により指定されるか、自動生成されます

作業項目

なし

タスクの起動

選択された TaskDefinition を起動します

TaskDefinition によって定義されます

プロセス

なし

「スケジュールされたタスクの作成」と「スケジュールされたタスクの更新」

システム設定マッピングなし、デフォルトの Task Schedule Form、TaskDefinition フォームとマージ

このフォームは TaskDefinition フォームと、ラッパーとしての Task Schedule Form を結合することによって生成されます

TaskSchedule

なし

「ロールの作成」と「ロールの編集」

システム設定マッピングなし

コンテキストによって、デフォルトの Role Form と Role Rename Form

ロール

蜉manageRole

蜉デフォルトの Manage Role

リソースの編集

システム設定マッピングなし、コンテキストに依存し、次のいずれかのフォームになります。

蜉Change Resource Account Password Form

蜉Reset Resource Account Password Form

蜉Edit Resource Policy Form

蜉Resource Rename Form

蜉Resource Wizard <リソースタイプ>

蜉Resource Wizard

タイプ固有のウィザードフォームを許可し、デフォルトはリソースウィザードです

リソース

蜉manageResource

蜉デフォルトの Manage Resource

機能の編集

changeCapabilities、デフォルトの Change User Capabilities Form

ChangeUserCapabilities

なし

Java Server Pages (JSP) と Identity Manager でのその役割

次の表には、システムに含まれる JSP と、それらが管理者インタフェースおよびユーザーインタフェースのどのページに対応するかを示します。

Identity Manager ユーザーインタフェースの JSP

ページ

関連付けられた JSP

メインメニュー

user/main.jsp

パスワードの変更

user/changePassword.jsp

その他のアカウント属性の変更

user/changeAll.jsp

プロセスステータスの確認

user/processStatusList.jsp

プロセスステータス

user/processStatus.jsp

利用可能なプロセス

user/processList.jsp

プロセスの起動

user/processLaunch.jsp

認証質問の回答の変更

user/changeAnswers.jsp

自己検索

user/selfDiscover.jsp

インボックス

user/workItemList.jsp

インボックスアイテム編集

user/workItemEdit.jsp

管理者インタフェースの JSP

ページ

関連付けられた JSP

「組織の作成」と「組織の編集」

security/orgedit.jsp

ユーザーの作成

account/modify.jsp

ユーザーの更新

account/modify.jsp

ユーザーのリソースアカウントの無効化

account/resourceDisable.jsp

ユーザーの名前変更

account/renameUser.jsp

ユーザーのリソースアカウントの更新

account/resourceReprovision.jsp

ユーザーのリソースアカウントのロック解除

admin/resourceUnlock.jsp

ユーザーのリソースアカウントの削除

account/resourceDeprovision.jsp

ユーザーパスワードの変更

admin/changeUserPassword.jsp

ユーザーパスワードのリセット

admin/resetUserPassword.jsp

自分のパスワードの変更

admin/changeself.jsp

自分の認証質問の回答の変更

admin/changeAnswers.jsp

承認

approval/approval.jsp

作業項目の編集

approval/itemEdit.jsp

タスクの起動

task/taskLaunch.jsp

「スケジュールされたタスクの作成」と「スケジュールされたタスクの更新」

task/editSchedule.jsp

「ロールの作成」と「ロールの編集」

roles/applicationmodify.jsp

リソースの編集

resources/modify.jsp

機能の編集

account/modifyCapabilities.jsp


Identity Manager Tuning, Troubleshooting, and Error Messages

追加事項

タスクに問題がある場合に、com.waveset.task.Scheduler の標準追跡機能を使ってタスクスケジューラを追跡できるようになりました。

詳細については、『Sun Java™ System Identity Manager Tuning, Troubleshooting, and Error Messages』の「Tracing the Identity Manager Server」を参照してください。

修正事項

このリリースでは JDK 1.4.2 をインストールする必要があるため、第 1 章「Performance Tuning, Optimizing the J2EE Environment」の、Cryptix の jar ファイル (cryptix-jceapi.jar および cryptix-jce-provider.jar) を idmWEB-INFlib ディレクトリから削除するという指示は該当しなくなりました (Identity Manager の以前のバージョンからアップグレードしている場合を除く)。


helpTool の使用

Identity Manager 6.0 リリースでは、HTML 形式のオンラインヘルプおよびマニュアルファイルを検索できる新しい機能が追加されました。検索エンジンは SunLabs の「Nova」検索エンジン技術をベースとしています。

Nova エンジンの使用には、インデックス作成と検索の 2 つの段階があります。インデックス作成段階では、入力ドキュメントが分析され、検索段階で使用されるインデックスが作成されます。検索では、検索語が見つかったコンテキストで構成される「パッセージ」を抽出することが可能です。パッセージ検索プロセスでは元の HTML ファイルが存在している必要があるため、これらのファイルが、検索エンジンがアクセス可能なファイルシステム内の場所に存在している必要があります。

helpTool は、次の 2 つの基本機能を実行する Java プログラムです。

helpTool はコマンド行から次のようにして実行します。

$ java -jar helpTool.jar

使用法: HelpTool

-d    検索先ディレクトリ

-h    このヘルプ情報

-i    入力ファイルを含むディレクトリまたは JAR、ワイルドカードは不可

-n    Nova インデックスのディレクトリ

-o    出力ファイル名

-p    プロパティーファイルのインデックス作成

オンラインヘルプインデックスの再構築/再作成

オンラインヘルプの HTML ファイルは JAR ファイルにパッケージ化されています。これらのファイルを、検索エンジン用のディレクトリに展開する必要があります。次の手順を使用します。

  1. helpTool の配布パッケージを一時ディレクトリに展開します。(詳細は未定)
  2. この例では、ファイルを /tmp/helpTool に展開します。

  3. UNIX シェルまたは Windows のコマンドウィンドウで、Identity Manager アプリケーションが Web コンテナに配備されたディレクトリに移動します。
  4. たとえば、Sun Java System Application Server のディレクトリは次のようになります。

    /opt/SUNWappserver/domains/domain1/applications/j2ee-modules/idm

  5. 現在の作業ディレクトリを help/ ディレクトリに変更します。

  6. 注 このディレクトリから helpTool を実行することが重要です。そうしないと、インデックスが正しく作成されません。また、index/help/ サブディレクトリの内容を削除することによって、古いインデックスファイルを削除することをお勧めします。

  7. コマンド行引数に指定する次の情報を収集します。
  8. 検索先ディレクトリ:

    html/help/en_US

    : インストール環境に適したロケール文字列を使用してください。

    入力ファイル:

    ../WEB-INF/lib/idm.jar

    Nova インデックスディレクトリ:

    index/help

    出力ファイル名:

    index_files_help.txt

    : ファイルの名前は重要ではありませんが、そのファイルがすでに存在する場合、ツールは終了します。

    インデックス作成プロパティーファイル:

    index/index.properties

  9. 次のコマンドを実行します。
  10. $ java -jar /tmp/helpTool/helpTool.jar -d html/help/en_US -i ../
    WEB-INF/lib/idm.jar -n index/help -o help_files_help.txt -p index/index.properties

    Extracted 475 files.

    [15/Dec/2005:13:11:38] PM Init index/help AWord 1085803878

    [15/Dec/2005:13:11:38] PM Making meta file: index/help/MF: 0

    [15/Dec/2005:13:11:38] PM Created active file: index/help/AL

    [15/Dec/2005:13:11:40] MP Partition: 1, 475 documents, 5496 terms.

    [15/Dec/2005:13:11:40] MP Finished dumping: 1 index/help 0.266

    [15/Dec/2005:13:11:40] IS 475 documents, 6.56 MB, 2.11 s, 11166.66 MB/h

    [15/Dec/2005:13:11:40] PM Waiting for housekeeper to finish

    [15/Dec/2005:13:11:41] PM Shutdown index/help AWord 1085803878

マニュアルインデックスの再構築/再作成

マニュアルインデックスを再構築または再作成するには、次の手順を使用します。

  1. helpTool の配布パッケージを一時ディレクトリに展開します。(詳細は未定)
  2. この例では、ファイルを /tmp/helpTool に展開します。

  3. UNIX シェルまたは Windows のコマンドウィンドウで、Identity Manager アプリケーションが Web コンテナに配備されたディレクトリに移動します。
  4. たとえば、Sun Java System Application Server のディレクトリは次のようになります。

    /opt/SUNWappserver/domains/domain1/applications/j2ee-modules/idm

  5. 現在の作業ディレクトリを help/ ディレクトリに変更します。

  6. 注 このディレクトリから helpTool を実行する必要があります。そうしないと、インデックスが正しく作成されません。また、index/docs/ サブディレクトリの内容を削除することによって、古いインデックスファイルを削除することをお勧めします。

  7. コマンド行引数に指定する次の情報を収集します。
  8. 検索先ディレクトリ:

    html/docs

    入力ファイル:

    ../doc/HTML/en_US

    : ツールは en_US/ ディレクトリとサブディレクトリを検索先にコピーします。

    Nova インデックスディレクトリ:

    index/docs

    出力ファイル名:

    index_files_docs.txt

    : ファイルの名前は重要ではありませんが、そのファイルがすでに存在する場合、ツールは終了します。

    インデックス作成プロパティーファイル:

    index/index.properties

  9. 次のコマンドを実行します。
  10. $ java -jar /tmp/helpTool/helpTool.jar -d html/docs -i ../doc/HTML/en_US -n index/docs -o help_files_docs.txt -p index/index.properties

    Copied 84 files.

    Copied 105 files.

    Copied 1 files.

    Copied 15 files.

    Copied 1 files.

    Copied 58 files.

    Copied 134 files.

    Copied 156 files.

    Copied 116 files.

    Copied 136 files.

    Copied 21 files.

    Copied 37 files.

    Copied 1 files.

    Copied 13 files.

    Copied 2 files.

    Copied 19 files.

    Copied 20 files.

    Copied 52 files.

    Copied 3 files.

    Copied 14 files.

    Copied 3 files.

    Copied 3 files.

    Copied 608 files.

    [15/Dec/2005:13:24:25] PM Init index/docs AWord 1252155067

    [15/Dec/2005:13:24:25] PM Making meta file: index/docs/MF: 0

    [15/Dec/2005:13:24:25] PM Created active file: index/docs/AL

    [15/Dec/2005:13:24:28] MP Partition: 1, 192 documents, 38488 terms.

    [15/Dec/2005:13:24:29] MP Finished dumping: 1 index/docs 0.617

    [15/Dec/2005:13:24:29] IS 192 documents, 14.70 MB, 3.81 s, 13900.78 MB/h

    [15/Dec/2005:13:24:29] PM Waiting for housekeeper to finish

    [15/Dec/2005:13:24:30] PM Shutdown index/docs AWord 1252155067



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