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Sun Java System アイデンティティインストールパック 2005Q4M3 SP4 リリースノート  

アイデンティティーインストールパック 2005Q4M3 SP4 について

Sun JavaTM System アイデンティティーインストールパック ソフトウェアのインストールまたはアップグレードの前に、63 ページの「インストールと更新に関する注意事項」の節を参照してください。


インストール

アイデンティティーインストールパック 2005Q4M3 を使用すると、Sun JavaTM System Identity Manager、Sun JavaTM System Identity Auditor、および Sun JavaTM System Identity Manager Service Provider Edition (SPE) を新しい環境にインストールすることや、更新としてインストールすることができます。

Identity Manager、Identity Auditor、および Identity Manager SPE を Identity Manager v5.0 または任意のサービスパックから 5.0 SP6 に更新できます。それよりも古いバージョンの Identity Manager を使用している場合は、最初に Identity Manager v5.0 にアップグレードする必要があります。

製品の詳細なインストール手順については、『Identity Manager Upgrade』および『Identity Install Pack Installation』を参照してください。


注 サポートされている最小の Java バージョンは 1.4.2 です。


サポートされているソフトウェアと環境

ここでは、Identity 製品ソフトウェアと互換性があるソフトウェアや環境を示します。

オペレーティングシステム

アプリケーションサーバー

Identity Manager で使用するアプリケーションサーバーは、次のリストに特に明記されていない限り、Servlet 2.2 と互換性があり、なおかつ Java プラットフォームが搭載されている必要があります。

ブラウザ

リポジトリデータベースサーバー

Sun Identity Manager Gateway

Windows Active Directory、Novell NetWare、Novell GroupWise、Exchange 5.5、Remedy、Lotus Domino、または RSA ACE/Server のリソースを設定する場合は、Sun Identity Manager Gateway をインストールする必要があります。

サポートされているリソース

Identity 製品ソフトウェアは、次のリソースをサポートします。

CRM (Customer Relationship Management)

データベース

ディレクトリ

ERP (Enterprise Resource Planning)

ヘルプデスク

メッセージプラットフォーム

メッセージキュー

オペレーティングシステム

セキュリティーマネージャー

Web アクセス制御

Web サーバー


注 Identity Manager では、アプリケーションサーバーと Web サーバーの統合は必要ありません。Web サーバーを使用して、ロードバランスの改善と HTTPS プロトコルによるセキュリティーの向上を図ることができます。

サポートされなくなるソフトウェア

Identity Manager では、アプリケーションサーバー、データベースリポジトリ、管理するリソースとして使用されてきた、次のソフトウェアのサポートを打ち切る予定です。サポートは、Identity Manager の次回の主要リリースが登場するまで続けられます。これらのソフトウェアパッケージの最新バージョンへの移行については、カスタマサポートまでお問い合わせください。

データベースサーバー

オペレーティングシステム

リソース

NT4 リソースアダプタの公式サポート

改善、向上された新機能を最新のリリースに搭載するにあたり、旧バージョンのサポートを終了 (EOL: End-of-Life) することをご了承ください。EOL の計画は、Microsoft の NT4 オペレーティングシステムのサポート終了に基づいています。Sun は NT オペレーティングシステムのサポートを終了しますが、その他の NT アダプタ機能は引き続きサポートします。Sun は NT4 オペレーティングシステムを使用する顧客に対するサポートを 2006 年末まで継続する予定です。

API のサポート

Identity Manager v6.0 API (アプリケーションプログラミングインタフェース) には、次の表に示す public クラス (および public または protected メソッド、または public クラスのフィールド) が含まれます。

API のタイプ

クラス名

セッション

com.waveset.msgcat.*

com.waveset.util.*

com.waveset.object.*

com.waveset.exception.*

com.waveset.expression.*

com.waveset.config.*

com.waveset.session.SessionUtil

com.waveset.session.ScriptSession

com.waveset.session.SessionFactory

com.waveset.session.Session

com.waveset.session.UserViewConstants

アダプタ

com.waveset.adapter.*

com.waveset.util.Trace

ポリシー

com.waveset.policy.PolicyImplementation

com.waveset.policy.StringQualityPolicy

タスク

com.waveset.task.Executor

com.waveset.task.TaskContext

UI

com.waveset.ui.FormUtil

com.waveset.ui.util.RequestState

com.waveset.ui.util.html.*

ワークフロー

com.waveset.provision.WorkflowServices

com.waveset.session.WorkflowServices

com.waveset.workflow.WorkflowApplication

com.waveset.workflow.WorkflowContext

Identity Manager SPE には、次の表に示す public クラスが追加されています。

API のタイプ

クラス名

SPE

com.sun.idm.idmx.api.IDMXContext

com.sun.idm.idmx.api.IDMXContextFactory

com.sun.idm.idmx.auditor.*

com.sun.idm.idmx.txn.TransactionPersistentStore

com.sun.idm.idmx.txn.TransactionQuery

com.sun.idm.idmx.txn.TransactionSummary

これらのクラスは、公式にサポートされる唯一のクラスです。これらの表に示されていないクラスを使用する場合は、サポートされるクラスへの移行が必要であるかどうかをカスタマサポートまでお問い合わせください。

非推奨の API

135 ページの「非推奨の API」では、このリリースで非推奨になったすべての Identity Manager API (アプリケーションプログラミングインタフェース) とその代替となる API (存在する場合) の一覧を示します。


サポート終了

Sun では、お客様が求める品質の基準を達成するために当社製品を進化させることに注力しています。改善、向上された新機能を最新のリリースである Identity Manager v6 に搭載するにあたり、旧バージョンのサポートを終了 (End-of-Life) することをご了承ください。保守計画から外れたリリース上での実行を避けるために、できるだけ早く移行計画を開始されることをお勧めします。

ソフトウェアサポートのサービス終了 (EOSL: End of Service Life)

EOSL 期間中のサポートは、「完全サポート期間」と「限定サポート期間」の 2 段階で提供されます。完全サポート期間の長さは製品によって異なります。製品別の完全サポート期間および限定サポート期間の一覧については、以下を参照してください。

完全サポート期間

完全サポート期間中は、http://www.sun.com/service/servicelist/ で説明しているとおり、お客様と Sun とのサポート契約 (適用可能なサービスリストを含む) に従ってお客様にサポートが提供されます。ただし、ソフトウェア製品の EOL が発表されると、お客様がそのソフトウェア製品のソフトウェア更新およびアップグレードにアクセスすることはできなくなります。

限定サポート期間

限定サポート期間中は、http://www.sun.com/service/servicelist/ で説明しているとおり、お客様と Sun とのサポート契約 (適用可能なサービスリストを含む) に従ってお客様にサポートが提供されます。ただし、Sun にバグを報告したり、Sun から新しいパッチを入手する権利はなくなります。完全サポート期間中と同様、ソフトウェア製品の EOL が発表されると、お客様がそのソフトウェア製品のソフトウェア更新およびアップグレードにアクセスすることはできなくなります。

Identity Manager 製品の EOSL に関する注意事項

以下に具体的なスケジュールを示します。Identity Manager 6.0 (2005Q4M3) へのアップグレード計画の支援については、カスタマサポートまでお問い合わせください。



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