Sun Directory Services 3.1 管理ガイド

Web ゲートウェイ

Web ゲートウェイは、任意の Web ブラウザから LDAP ディレクトリにアクセスするためのインタフェースです。このインタフェースを使えば、ディレクトリを表示したり、エントリの検索や読み取りを行なったり、一部のディレクトリ情報を変更したりできます。この機能は、ディレクトリの情報を調べるときに便利です。

この節では、ユーザーのニーズ (特に、定義済みの新しい属性や企業のプロファイルの表示) に合うように Web ゲートウェイを構成する方法を説明します。

Web ゲートウェイの使い方については、『Sun Directory Services 3.1 ユーザーズガイド』を参照してください。

Web ゲートウェイの構成

ゲートウェイデーモン dswebd が動作するためには、dsservd デーモンが同じマシンで動作していなければなりません。また、ユーザーが Web ブラウザからディレクトリを表示するためには、dsservddswebd デーモンが動作していなければなりません。それらの状態は、管理コンソールの「状態 (Status)」セクションで確認できます。LDAP サービスと Web ゲートウェイサービスがともに「動作中 (Running)」でなければなりません。動作中でない場合は、「開始 (Start)」ボタンで起動してください。

Web ゲートウェイが使用するデフォルトの HTTP ポート (1760) は、管理コンソールから変更できます。その場合は、「サービス (Services)」の「Web ゲートウェイ (Web gateway)」セクションで HTTP ポート番号を変更します。

次の構成ファイルを編集すると、Web ゲートウェイの動作や情報の表示方法を変更できます。