dsserv.conf には、主要な構成情報が入ります。
dsserv.oc.conf には、スキーマのうちオブジェクトクラス定義の部分が入ります。
dsserv.at.conf には、スキーマのうち属性定義の部分が入ります。
dsserv.acl.conf には、アクセス制御の構成情報が入ります。
/opt/SUNWconn/ldap/default には、ソフトウェアのインストール時に定義されたデフォルトの構成が入ります。デフォルト構成に戻るには、「管理コンソール」の「サーバー」メニューから「構成を復元...」を選択します。
ディレクトリサーバーのデーモン dsservd を起動すると、現在の構成が読み込まれます。dsservd の動作中に構成を変更した場合には、管理コンソールの「状態」部分にある「再起動」ボタンをクリックするか、dsservd を再起動しないと、その構成は読み込まれません。
構成に変更を加えると、現在のディレクトリにあるすべてのファイルが前のディレクトリにコピーされます。これらのファイルは一度しかコピーされません。つまり、変更のたびにコピーされるわけではありません。したがって、そのコピーは、何らかの変更を行う前に有効だった構成のものです。
「適用」をクリックすると、そのたびに管理コンソールが変更を現在のディレクトリの構成ファイルに保存します。ブラウザのメインウィンドウにいる場合は、「適用」をクリックすると、デーモンの停止と再起動を要求されます。しかし、サブウィンドウにいる場合は、「適用」をクリックしたら、変更を有効にするにはデーモンの停止と再起動が必要です。
管理コンソールの「状態」部分には、サービスの構成がいつ変更されたかを示すメッセージが表示されます。これは、そのサービスを再起動か再表示しないと、変更が有効にならないことを示します。