各オペレーティングシステムの Solstice AdminSuite 2.3 に対するサポートレベルは、それぞれに異なります。次に各オペレーティングシステムによるサポートの違いについて説明します。
Solaris 2.3 または Solaris 2.4 を実行しているシステムに Solstice AdminSuite 2.3 ソフトウェアをインストールする場合は、インストール前に以下のコマンドを実行して、NFS の mountd プロセスが起動しているかどうかを確認してください。
# ps -ef | grep mountd |
上記のコマンド実行後に mountd プロセスが表示されない場合は、以下のコマンドを実行して mountd プロセスを起動してください。
# /usr/lib/nfs/mountd |
mountd プロセスは、インストールスクリプトが異常終了するのを防止します。
ソフトウェア使用率監視ツールキットは、Solaris 2.4、2.5、または 2.5.1 を実行しているシステム上でのみ使用できます。
Solstice AdminSuite 2.4 および AutoClient 2.2 以降のリリースでは、Solaris 2.3 はサポートされなくなる予定です。Solaris 2.3 が稼働しているシステムで Solstice AdminSuite および AutoClient を使用しているユーザーは、将来 Solaris のアップグレードを行う必要があります。
サーバーに Solaris 2.5.1 より後のリリースの Solaris がインストールされていて、そのサーバーが SunOSTM 4.x クライアントを持っている場合、Solstice AdminSuite 2.3 CD-ROM に入っている SUNWhinst パッケージを手動でインストールする必要があります。