デバッガは、標本アナライザによるデータ収集処理の前段階として機能します。プログラムの実行中に、dbx またはデバッガから標本コレクタのウィンドウを開いて、データ収集処理を制御することができます。ブレークポイント間のデータだけを収集したり、プログラムの特定の部分のデータだけを収集することもできます。データ収集プログラムの実行のことを「実験」、コレクタが作成したデータファイルのことを「実験記録」と呼びます。実験記録を読み込んだら、標本アナライザで、パフォーマンスの問題点を特定します。
パフォーマンスのチューニングと実行時検査は、互いに排他的な処理です。同時には実行しないでください。同時に実行すると、チューニングに関する情報に悪影響が出る場合があります。