このマニュアルは次の章から構成されています。
第 1 章「C コンパイラの紹介」では、Sun WorkShop 5.0 C コンパイラの動作環境、準拠規格、ソフトウェア構成、C 関連のプログラミングツールなどについて説明します。
第 2 章「cc コンパイラオプション」では、C コンパイラのオプションについて説明します。この章には、オプションの構文、cc オプション、リンカーに渡されるオプションに関する説明が含まれています。
第 3 章「Sun ANSI C コンパイラに固有の情報」では、Sun ANSI C コンパイラに特有の内容について説明します。
第 4 章「cscope: 対話的な C プログラムの検査」では、このリリースに付属している cscope ブラウザの使用方法を順を追って説明します。
第 5 章「lint ソースコード検査プログラム」では、lint プログラムそのものと lint プログラムのモード、オプション、メッセージ、指令、その他の役立つ情報について説明します。
付録 A 「ANSI C データ表現」では、記憶領域における ANSI C のデータ表現方法および、関数に引数を渡す仕組みについて説明します。
付録 B 「処理系定義の動作」では、Sun WorkShop C コンパイラ独自の定義機能について説明します。
付録 C 「Sun C と ANSI C における -Xs オプションの相違点」では、Sun C と Sun ANSI C との間のコンパイラの動作の相違点について説明します。
付録 D 「パフォーマンスチューニング (SPARC)」では、SPARC プラットフォームでのパフォーマンスチューニングについて説明します。
付録 E 「ANSI C への移行」では、ANSI C に準拠したコードを作成するときのヒントと方針について説明します。
付録 F 「アプリケーションの変換」では、32 ビットまたは 64 ビットコンパイル環境用のコードを作成するときに必要となる情報について説明します。
付録 G 「K&R Sun C と Sun ANSI C の違い」では、従来の K&R Sun C と Sun ANSI C の相違点について説明します。