C ユーザーズガイド

プリプロセッサ指令 (G.3.13)

(6.8.1) 条件付きのインクルードを制御する定数式のシングルキャラクタ文字定数の値は、実行文字セット中の同一の文字定数の値に一致するか。

前処理命令内の文字定数は他の式のものと同一の数値を持ちます。

(6.8.1) そのような文字定数は負の値をとり得るか。

この場合の文字定数は負の値を取ることがあります (SPARC) (x86)

(6.8.2) インクルード可能なソースファイルの位置を知る方法

最初に、ファイル名が < > によって区切られたファイルを、-I オプションによって指定されたディレクトリの中で検索します。次に、標準ディレクトリの中を検索します。異なるデフォルト位置を指定するのに -YI オプションが使用されていない限り、標準ディレクトリは /usr/include です。

最初に、ファイル名が引用符によって区切られたファイルを、#include 文のあるソースファイルのディレクトリ中で検索します。次に、-I オプションによって指定されたディレクトリの中を検索し、最後に標準ディレクトリの中を検索します。

< > や二重引用符で囲まれたファイル名が '/' で始まっている場合は、そのファイル名はルートディレクトリで始まるパス名であると解釈されます。このファイルの検索はルートディレクトリの中においてのみ開始されます。

(6.8.2) インクルード可能なソースファイルの引用符付きの名前のサポート

インクルード命令の引用符付きのファイル名はサポートされます。

(6.8.2) ソースファイルの文字シーケンスの配置

ソースファイルの文字は対応する ASCII の値に配置されます。

(6.8.6) 認識された #pragma 命令の動作

次に示すプラグマがサポートされています。詳細は、「プラグマ」を参照してください。

(6.8.8) 翻訳の日付と時間がわからないときの _ _DATE_ __ _TIME_ _ の定義

これらのマクロは常に使用できます。