C ユーザーズガイド

-xchip=c

オプティマイザ用のプロセッサを指定します。

c には、generic、old、super、super2、micro、micro2、hyper、hyper2、powerup、ultra386、486、pentium、pentium_pro、603、604 のいずれかを指定します。

このオプションは、処理対象となるプロセッサを指定することによって、タイミング特性を指定します。

このオプションは単独で指定できますが、-xtarget オプションのマクロ展開の一部です。-xtarget オプションによって指定された値を変更するのが主な目的です。

xchip=c は以下のものに影響を与えます。

表 2-6 -xchip の値

意味 

generic

ほとんどの x86、および SPARC で良好なパフォーマンスとなるタイミング特性を使用します。 

これはデフォルトです。ほとんどの SPARC プロセッサに良好なパフォーマンスを提供し、どの SPARC プロセッサでも著しいパフォーマンス低下が生じないような最適のタイミング特性を使用するようにコンパイラに指示します。 

old

SuperSPARC(TM) 以前のプロセッサのタイミング特性を使用する。 

super

SuperSPARC チップのタイミング特性を使用する。 

super2

SuperSPARC II チップのタイミング特性を使用する。 

micro

microSPARC(TM) チップのタイミング特性を使用する。 

micro2

microSPARC II チップのタイミング特性を使用する。 

hyper

hyperSPARC(TM) チップのタイミング特性を使用する。 

hyper2

hyperSPARC II チップのタイミング特性を使用する。 

powerup

Weitek PowerUP(TM) チップのタイミング特性を使用する。 

ultra

UltraSPARC チップのタイミング特性を使用する。 

386

Intel 386 アーキテクチャのタイミング特性を使用する。 

486

Intel 486 アーキテクチャのタイミング特性を使用する。 

pentium

Intel Pentium アーキテクチャのタイミング特性を使用する。 

pentium_pro

Intel Pentium Pro アーキテクチャのタイミング特性を使用する。