<関数 1> から <関数 n> で指定されたユーザー作成ルーチンだけをインライン化します。関数やサブルーチンは、コンマで区切って指定します。
-xO3 でコンパイルする場合は、このオプションでいくつかのルーチンをインライン化することにより、さらに最適化を行うことができます。-xO3 オプションだけではインライン化を行いません。
-xO4 でコンパイルすると、指定したルーチンにインライン化を限定するため最適化の対象が減少することがあります。また -xO4 を使用すると iropt はユーザーが書いたすべての関数やサブルーチンを最適化しようとします。xinline= を指定しても関数名を指定しないと、ソースファイルのどのルーチンもインライン化されません。
次のいずれかの条件に該当する場合、ルーチンはインライン化されません。警告は出力されませんので注意してください。
最適化のレベルが -xO3 未満である。
ルーチンが見つからない。
iropt がルーチンのインライン化を実行できない。
ルーチンのソースが、コンパイル対象のファイルにない (「「-xcrossfile[=n] 」」を参照) 。