(SPARC) 使用するレジスタを指定します。
r には、以下の 1 つまたは複数の項目をコンマで区切って指定します。
[no%]appl、[no%]float
no には % を付けてください。
例: -xregs=appl, no%float
表 2-8 -xregs の値
値 |
意味 |
---|---|
appl |
g2、g3、g4 レジスタを使用できるようにします。 SPARC ABI では、これらのレジスタはアプリケーションレジスタと呼ばれます。これらのレジスタを使用すると必要なロードおよびストア命令が少なくてすむため、パフォーマンスが向上します。ただし、アセンブリコードで記述された古いライブラリプログラムとの間で衝突が起きることがあります。 |
no%appl |
appl レジスタを使用しません。 |
float |
SPARC ABI で規定されている浮動小数点レジスタを使用できるようにします。これらのレジスタは、プログラムに浮動小数点の コードがない場合でも使用することができます。 |
no%float |
浮動小数点レジスタを使用しません。 このオプションを使用すると、ソースプログラムに浮動小数点コードを記述することはできません。 |
デフォルトは -xregs=appl, float です。