C ユーザーズガイド

ステップ 1:環境設定

cscope は、画面指向ツールです。使用できる端末は、端末情報ユーティリティ (terminfo) データベースに書かれているものに限られます。TERM 環境変数を自分の端末タイプ <端末名> に設定してあることを確認してください。cscopeTERM 環境変数の値を見て、それが terminfo データベースに存在するか確認します。まだ設定していない場合は、次のようにして TERM に値を設定し、それをシェルに伝えます。

B シェル:


$ TERM=
<端末名>; export TERM

C シェル:


% setenv TERM 
<端末名>

次に、EDITOR 環境変数に値を設定します。デフォルトでは、cscopevi エディタを起動します (本章の例も vi を使用して説明しています)。vi を使用したくない場合は、EDITOR 環境変数を任意のエディタ名に変更して、EDITOR をエクスポートします。

B シェルの場合は以下のように入力します。


$ EDITOR=emacs; export EDITOR

C シェルの場合は以下のように入力します。


% setenv EDITOR emacs

cscope とエディタ間のインタフェースを設定しなければなりません。詳細は、「エディタのコマンド行構文」を参照してください。

cscope を表示するためだけに使用したい (編集は使用しない) 場合は、VIEWER 環境変数を pg に設定して VIEWER をエクスポートします。cscopevi の代わりに pg を起動します。

環境変数 VPATH には、ソースファイルの検索対象ディレクトリを指定します。「ビューパス (Viewpath) 」を参照してください。