動的ライブラリの検索パスを実行可能ファイルに組み込みます。
-Rpathname (パス名) で複数の pathname を指定する場合は、それぞれの pathname をコロンで区切って並べます。
このオプションは ld に渡されます。
-R オプションを指定しないと、出力オブジェクトに記録され、実行時リンカーに渡されるライブラリ検索パスは、-xarch オプションで指定されたターゲットアーキテクチャ命令によって異なります (-xarc を指定しないと、-xarch=generic が使用されます)。
-xarch の値 |
デフォルトのライブラリ検索パス |
---|---|
v9 または v9a |
install_dir/SUNWspro/lib/v9 |
上記以外の値 |
install_dir/SUNWspro/lib |
標準インストールでは、install-path は /opt です。
LD_RUN_PATH 環境変数が設定されている場合に、-R オプションを指定すると、-R に指定したパスが検索され、LD_RUN_PATH のパスは無視されます。
-norunpath、『リンカーとライブラリ』