C++ ユーザーズガイド

-xa

プロファイル用のコードを生成します。

コンパイル時に TCOVDIR 環境変数を設定すれば、カバレージ (.d) ファイルを置くディレクトリを指定できます。この変数を設定しなければ、カバレージ (.d) ファイルは ソースファイルと同じディレクトリにソースファイルとして残ります。

このオプションは、古いカバレージファイルとの下位互換を保つためだけに使用してください。

相互の関連性

-xprofile=tcov オプションと -xa オプションは、1 つの実行可能ファイルで同時に使用できます。つまり、-xprofile=tcov でコンパイルされたファイルと -xa でコンパイルされたファイルからなるプログラムをリンクすることはできますが、両方のオプションを使って 1 つのファイルをコンパイルすることはできません。

-xa-g を一緒に使用することはできません。

警告

コンパイルとリンクを別々に行う場合で、-xa でコンパイルした場合は、 リンクも-xa で行わなければなりません。そうしないと予期できない結果になることがあります。

関連項目

-xprofile=tcovtcov(1) のマニュアルページ、 『プログラムのパフォーマンス解析』