C++ ユーザーズガイド

複数のソースファイルの使用

C++ コンパイラでは、複数のソースファイルをコマンド行に指定できます。コンパイラが直接または間接的にサポートするファイルも含めて、コンパイラによってコンパイルされる 1 つのソースファイルを「コンパイル単位」といいます。C++ では、それぞれのソースが別個のコンパイル単位として扱われます。1 つのソースファイルには、手続き (メインプログラム、関数、モジュールなど) をいくつでも組み込めます。ただし、関連する手続きを 1 つのファイルに集めることに利点があるように、1 つのファイルに 1 つの手続きが入るようにアプリケーションを編成することにも利点があります。このことに関しては、『C++ プログラミングガイド』に説明があります。