前の例では、コンパイラがオブジェクトファイル (file1.o、file2.o、file3.o) を自動的に生成し、次にシステムリンカーを起動してファイル prgrm の実行可能プログラムを作成します。
オブジェクトファイル (file1.o、file2.o、file3.o) はコンパイルの後も消去されないので、ファイルを簡単に再リンクしたり、再コンパイルすることができます。
ソースファイルが 1 つだけであるプログラムに対してコンパイルとリンクを同時に行なった場合は、対応する.o ファイルが自動的に削除されます。複数のソースファイルをコンパイルする場合を除いて、すべての.o ファイルを残すためにはコンパイルとリンクを別々に行なってください。
コンパイルが失敗すると、エラーごとにメッセージが返されます。エラーがあったソースファイルの .o ファイルは生成されず、実行可能プログラムも作成されません。