C++ ユーザーズガイド

オプション情報の構成

簡単に検索できるように、コンパイラオプションの情報の内容は、次の見出しに分かれています。オプションが他のオプションで置き換えられたり、他のオプションと同じである場合、詳細については他のオプション説明を参照してください。

見出し 

内容 

オプションの定義 

各オプションのすぐ後には短い定義があります (小見出しはありません)。 

値 

オプションに値がある場合は、その値を示します。 

デフォルト 

オプションに一次または二次のデフォルト値がある場合は、それを示します。 

一次のデフォルトとは、オプションが指定されなかったときに有効になるオプションの値です。たとえば、-compat を指定しないと、デフォルトは -compat=5 になります。

二次のデフォルトとは、オプションは指定されたが、値が指定されなかったときに有効になるオプションの値です。たとえば、値を指定せずに -compat を指定すると、デフォルトは -compat=4 になります。

展開 

オプションにマクロ展開がある場合は、ここに示します。 

例 

オプションの説明のために例が必要な場合は、ここに示します。 

相互の関連性 

他のオプションとの相互の関連性がある場合は、その関係をここに示します。たとえば「-xO が 3 より小さい場合は、-xinline オプションを使用すべきではありません」などです。

警告 

オプションの使用について注意がある場合はここに示します。予測できない動作の原因となる操作についてもここに示します。 

関連項目 

ここには、参考情報が得られる他のオプションや文書を示します。 

置き換え、同じ、使用などの言葉 

そのオプションが廃止され、他のもので置き換えられていたり、そのオプションの代わりに別のオプションを使用する方がよい場合は、置き換えるオプションを「置き換え」、「同じ」、「使用」などの言葉を使って示します。たとえば、「-xO で置き換えられています」や「-xO を使用してください」は -xO を使用すべきであることを意味します。このような指示のあるオプションは、将来のリリースでサポートされない可能性があります。

オプションが長いオプション名の省略形である場合は、その名前を「同じ」で示します。一般的な意味と目的が同じであるオプションが 2 つある場合は、望ましいオプションを示します。たとえば、「-xO と同じです」は、-xO が望ましいオプションであることを示します。