C++ ユーザーズガイド

-fnonstd

x86 : 浮動小数点ハードウェアの非標準的な初期設定を行います。

このオプションを指定すると、次の操作も可能になります。

これらの結果は SIGFPE シグナルに変換されますが、プログラムに SIGFPE ハンドラがない場合は、メモリーダンプを行なってプログラムを終了します。ただし、コアダンプのサイズがゼロに設定されている場合を除きます。

デフォルト

-fnonstd を指定しないと、IEEE 754 浮動小数点演算例外が起きても、プログラムは異常終了しません。アンダーフローは段階的です。

関連項目

-fns-ftrap=common、『数値計算ガイド』