大域インスタンスの場合では、すべてのインスタンスが現在のコンパイル単位の中に置かれます。その結果、テンプレートは各再コンパイル作業中に再インスタンス化されます。テンプレートはテンプレートデータベースに保存されません。
テンプレートインスタンスは大域リンケージを受け取ります。これらのインスタンスは現在のコンパイル単位以外でも認識したり、使用したりできます。その結果、複数のコンパイル単位におけるインスタンス化でリンク作業中に複数のシンボル定義のエラーが生じることがあります。したがって、大域インスタンスは、インスタンスが繰り返されないことがわかっている場合に限り適しています。
大域インスタンスは、-instances=global オプションで指定します。
大域インスタンスは、定義取り込み型テンプレート編成でのみ使用することができます。コンパイラは定義を検索しません。