C++ プログラミングガイド

RTTI オプション

C++ 5.0 の互換モード (-compat=4) で RTTI を行うには、実装のためにかなりの資源が必要になります。このモードでは、デフォルトで RTTI は無効になっています。RTTI 実装を有効にし、かつ関連する typeid キーワードの認識を有効にするには、 -features=rtti オプションを使用してください。RTTI 実装を無効にし、かつ関連する typeid キーワードの認識を無効にするには、-features=no%rtti オプション (デフォルト) を使用してください。

C++ 5.0 の標準モード (デフォルトモード) の場合、RTTI がプログラムのコンパイルや実行に大きな影響を与えることはありません。標準モードでは、RTTI は常に有効になります。