Sun Ray Enterprise Server Software 1.0 管理マニュアル

セッションでの変更

セッションマネージャは、セッションの状態が変更された場合、または他のサービスが追加された場合にのみ呼び出されます。あるエンドユーザーのトークンがどの appliance に対してもマッピングされない状態になると (たとえば、カードが取り外されたとき)、セッションマネージャは appliance からサービスを切断しますが、ただし、そのサービスはサーバー上ではアクティブな状態を保ちます。たとえば、X サーバーに接続されたプログラムは、その出力は表示されなくても、引き続き実行されます。


注意 - 注意 -

セッションマネージャのデーモンは、常に動作していなければなりません。デーモンが動作しているかどうかを確認するには、ps コマンドを使用して utsessiond を検索します。


認証マネージャが終了するとセッションマネージャは、認証マネージャが承認していたすべてのセッションを切断し、それらのセッションに対して再度認証が必要であることを通知します。サービスは切断されますが、引き続きアクティブです。

セッションマネージャは中断されても自動的に再起動します。各サービスはセッションマネージャに対して問い合わせを行い、適切なセッションへの再接続を要求します。認証マネージャおよびセッションマネージャを停止してから再起動するには、以下のように入力します。

# /etc/init.d/utsvc stop

両方のマネージャを再起動するには、以下のように入力します。

# /etc/init.d/utsvc start