Sun WBEM 開発ガイド

例 - インスタンスの設定

例 6-8 のコードセグメントは、CIM インスタンスを取得してそのプロパティ値の 1 つを変更し、変更後のインスタンスを CIM Object Manager に渡します。

CIM プロパティは、CIM クラスの特性を記述するために使用される値です。プロパティは、プロパティ値を設定する機能と、プロパティ値を取得する機能の組み合わせと考えることができます。


例 6-8 インスタンスの設定 (setInstance)

{
/* ベクトル内の各要素のインスタンスを取得し、 
各インスタンスで b のプロパティ値を 10 に変更し、 
変更後のインスタンスを CIM Object Manager に渡す。 */
 
For (int i=0; i(v.size(); i++) {
		CIMInstance ci = cc.getInstance(v.elementAt(i));
		ci.setProperty("b",new CIMValue(10)); 
		cc.setInstance(new CIMObjectPath(),ci); 
 
}