Sun Cluster 2.2 ソフトウェアのインストール

ディスクセット内のドライブのパーティションを再分割するには

  1. format(1M) コマンドを使用して、表 B-2 に示すように大部分のドライブのディスクパーティションを変更します。

    表 B-2 大部分のドライブに対する多重ホストディスクのパーティション

    スライス 

    説明 

    2 M バイト (Solstice DiskSuite 用に予約) 

    UFS ログ 

    ディスクの残り領域 

    スライス 6 と 0 のオーバーラップ部分 

    一般に、UFS ログを作成した場合は、スライス 6 のデフォルトサイズは、システム上で最も大きい多重ホストディスクサイズの 1% にします。


    注 -

    スライス 2 によるスライス 6 と 0 のオーバーラップ部分は、UFS ログが存在しない raw デバイス用に使用されます。


  2. 各ディスクセットの最初の 2 つのコントローラ上の各ドライブを、表 B-3 に示すように分割します。

    次の表は、最初の 2 つのコントローラの最初のドライブを分割する例です。2 つより多い場合、最初のドライブまたは最初の 2 つのコントローラを使用する必要はありません。

    表 B-3 多重ホストディスクのパーティション分割 - 最初の 2 つのコントローラ上の最初のドライブ

    スライス 

    説明 

    2 M バイト (Solstice DiskSuite 用に予約) 

    2 M バイト (HA 管理ファイルシステム用の UFS ログ) 

    9 M バイト (HA 管理ファイルシステム用の UFS マスター) 

    UFS ログ 

    ディスクの残り領域 

    スライス 6 と 0 のオーバーラップ部分 

    各多重ホストディスクの先頭の 2 M バイトは、パーティション 7 として Solstice DiskSuite 用に予約します。