format(1M) コマンドを使用して、表 B-2 に示すように大部分のドライブのディスクパーティションを変更します。
表 B-2 大部分のドライブに対する多重ホストディスクのパーティション
スライス |
説明 |
---|---|
7 |
2 M バイト (Solstice DiskSuite 用に予約) |
6 |
UFS ログ |
0 |
ディスクの残り領域 |
2 |
スライス 6 と 0 のオーバーラップ部分 |
一般に、UFS ログを作成した場合は、スライス 6 のデフォルトサイズは、システム上で最も大きい多重ホストディスクサイズの 1% にします。
スライス 2 によるスライス 6 と 0 のオーバーラップ部分は、UFS ログが存在しない raw デバイス用に使用されます。
各ディスクセットの最初の 2 つのコントローラ上の各ドライブを、表 B-3 に示すように分割します。
次の表は、最初の 2 つのコントローラの最初のドライブを分割する例です。2 つより多い場合、最初のドライブまたは最初の 2 つのコントローラを使用する必要はありません。
表 B-3 多重ホストディスクのパーティション分割 - 最初の 2 つのコントローラ上の最初のドライブ
スライス |
説明 |
---|---|
7 |
2 M バイト (Solstice DiskSuite 用に予約) |
5 |
2 M バイト (HA 管理ファイルシステム用の UFS ログ) |
4 |
9 M バイト (HA 管理ファイルシステム用の UFS マスター) |
6 |
UFS ログ |
0 |
ディスクの残り領域 |
2 |
スライス 6 と 0 のオーバーラップ部分 |
各多重ホストディスクの先頭の 2 M バイトは、パーティション 7 として Solstice DiskSuite 用に予約します。