Sun Cluster および DNS をインストールしたら、ここで説明する手順に従って、Sun Cluster HA for DNS をインストールし、構成、登録、起動してください。
各 Sun Cluster サーバーのデフォルトの場所に SUNWscdns パッケージをインストールします。
まだインストールしていない場合は、pkgadd コマンドを使用して、Sun Cluster サーバーに SUNWscdns パッケージをインストールします。
hadsconfig(1M) コマンドを実行して、Sun Cluster HA for DNS を構成します。
Sun Cluster HA for DNS データサービスのインスタンスの作成、編集、削除には、hadsconfig(1M) コマンドを使用します。詳細は、hadsconfig(1M) のマニュアルページを参照してください。hadsconfig(1M) コマンドで指定する情報については、「構成パラメータ」を参照してください。
phys-hahost1# hadsconfig |
HA-DBMS for ORACLE7 を構成します。
HA-COMMUNITY のデータサービスを実行するには、HA-DBMS for ORACLE7 が必要です。
第 5 章「Sun Cluster HA for Oracle の構成と管理」で説明している手順に従ってください。
hareg(1M) コマンドを実行して、Sun Cluster HA for DNS データサービスを登録します。
クラスタ内の全ホストではなく、論理ホストの全潜在的マスターに Sun Cluster HA for DNS をインストールした場合は、-h オプションを使用して、論理ホスト名を指定してください。hareg(1M) コマンドは、1 つのノード上でのみ実行してください。
phys-hahost1# hareg -s -r dns [-h logicalhost] |
hareg(1M) コマンドを使用して、Sun Cluster HA for DNS データサービスを有効にし、クラスタの再構成を行います。
hareg(1M) コマンドは、1 つのノード上でだけ実行してください。
phys-hahost1# hareg -y dns |
これで、構成は完了です。