Sun Cluster 2.2 ご使用にあたって

SCM のバグ

4207695 - SCM において、syslog が空の場合でも、syslog ページの「前へ」ボタンは有効なままです。このときに「前へ」ボタンを使用しても、何も起こりません。

4207726 - SCM は、ネットワーク接続が再確立されるまで、公衆ネットワークの損失を検出できません。

4208089 - SCM は、Sun Cluster HA for Oracle データサービスの現在の状態を正しく表示しません。コマンド haoracle stop で Oracle インスタンスを停止したとき、インスタンスは保守モードに入り、syslog にはメッセージが記録されません。インスタンスが保守モードであるとき、インスタンスは Sun Cluster によって監視されません。SCM はこの状態を unknown であると解釈します。

4211950 - 論理ホストが保守モードに入ると、SCM は、ノードが waiting to be given up であると表示します。画面を手動で再表示すると、正しい状態を表示できます。

4212030 - NFS サービスが無効のとき、いくつかの論理ホスト上の NFS サービスが OK であると表示されることがあります。

4212623 - クラスタノードがクラスタを切り離すと、私設ネットワークと公衆ネットワークは正しい状態を反映しません。このため、この状況表示は無視してください。

4212691 - 論理ホストを所有するすべてのノードがクラスタの一部ではない場合があります。この場合は、論理ホストも休止しています。SCM はこのような論理ホストを使用可能であると表示します。