Visual Administrator により CVM では次の機能を利用できます。
Visual Administrator のルートウィンドウでは、共有ディスクグループの表示ボタンは緑色の影の境界線で強調表示され、非共有ディスクグループと区別されます。モノクロモニターでは、共有ディスクグループボタンには灰色の影の境界線が付きます。
共有ディスクグループの表示ウィンドウでは、タイトルバーに「Shared Disk Group」と表示されます。カラーモニターでは、共有ディスクグループ表示の背景色は緑です。モノクロモニターでは、背景色に変化はありません。
ディスクグループは、アクティブなクラスタでクラスタ共有可能なものとして初期化することができます。このため、「Initialize Disk Group」フォームに「Shared disk group:」フィールドがあり、「Yes」または「No」に設定できるようになっています。「Yes」に設定した場合、そのディスクグループは初期化と同時にクラスタ共有可能なものとして定義されます。システム管理者は、クラスタ共有可能なディスクグループのメンバーとして指定されたディスクが、クラスタを形成するホスト群から物理的にアクセスできるようにしておく必要があります。
ディスクグループは Visual Administrator を通じて共有されるものとして取り込むことができます。このため、「Import Disk Group」フォームに「Shared disk group:」フィールドがあり、「Yes」または「No」に設定できるようになっています。「Yes」に設定した場合、そのディスクグループはクラスタ共有可能なものとして取り込まれます。この操作は、取り込みを行うホスト上でクラスタがアクティブである場合にのみ有効です。管理者は、共有ディスクグループのすべてのディスクがすべてのホストから物理的にアクセスできるようにしておく必要があります。共有ディスクグループのすべてのディスクをアクセスできないホストは、クラスタに結合できません。