# su - <sapsid>adm $ stopsap all ... # su - ora<sapsid> $ lsnrctl stop |
(SAP 3.1x のみ) init<SAPSID>.ora ファイル内の Oracle の警告ファイルパラメータを調整します。
デフォルトでは、SAP は init<SAPSID>.ora ファイルに含まれている接頭辞の「?/...」を使用して、$ORACLE_HOME からの相対パスを表します。Sun Cluster の障害モニターは、この接頭辞を解析することができないため、警告ファイルへの完全名が必要になります。このため、/oracle/<SAPSID>/dbs/init<SAPSID>.ora ファイルを手動で編集して、次のようにダンプの出力先パラメータを定義する必要があります。
background_dump_dest = /oracle/<SAPSID>/saptrace/background |
データベースを登録して、起動します。
1 つのノードからだけ hareg(1M) コマンドを実行してください。Oracle の場合は次のようになります。
# hareg -s -r oracle -h DBloghost # hareg -y oracle |
データベースインスタンスを設定します。
詳細は、第 5 章「Sun Cluster HA for Oracle のインストールと構成」を参照してください。
Oracle の場合は次のようになります。
# haoracle insert <SAPSID> DBloghost 60 10 120 300 ¥ user/password /oracle/<SAPSID>/dbs/init<SAPSID>.ora LISTENER |
設定したデータベースインスタンスに対する障害監視を開始します。
# haoracle start <SAPSID> |
HA-DBMS のスイッチオーバーのテストをします。
# scadmin switch clustername phys-hahost2 DBloghost |