Sun Cluster 2.2 ソフトウェアのインストール

データサービス API

Sun Cluster ソフトウェアには、Sun Cluster HA フレームワーク下で、既存のデータサービスを高可用性にすることを可能にするアプリケーションプログラミングインタフェース (API) が付属しています。データサービスは、クラスタの再構成のいくつかの重要なポイントで HA フレームワークによってコールバックされるメソッド (プログラム) を登録します。Sun Cluster には、データサービスのメソッドが Sun Cluster 構成の状態を照会したり、テイクオーバーを開始したりすることを可能にするユーティリティも付属しています。そのほか、データサービスのメソッドによるファイルロック保持中のプログラムの実行や、タイムアウト値を設定したプログラムの実行、プログラムが終了した場合の自動再起動を簡単に行えるようにするユーティリティもあります。

データサービス API についての詳細は、『Sun Cluster 2.2 API 開発ガイド』を参照してください。