3 ノード以上のクラスタの場合、Sun Cluster 2.2 は端末集配信装置 (TC) または Sun Enterprise 10000 マシン上のシステムサービスプロセッサ (SSP) を監視します。Sun Cluster 2.0 を Sun Cluster 2.2 にアップグレードする場合は、この機能を利用できます。この監視機能を有効にするには、アップグレード中に scinstall(1M) コマンドに次の情報を提供する必要があります。
TC 名 または SSP 名
TC または SSP の IP アドレス
TC 用のスーパーユーザーパスワードか、SSP 用の ssp ユーザーパスワード
クラスタ内で障害防護が正しく機能するには、TC または SSP パスワードが必要です。TC または SSP パスワードが正しく設定されていないと、ノードで障害が発生した場合に予測不可能な事態が発生することがあります。
各サーバーが接続されている物理ポート番号。これは、/etc/serialports ファイルに使用されている telnet(1) ポート番号ではなく、シリアル回線が接続されているポート番号です。たとえば、/etc/serialports にポート接続が 5006 と定義されている場合、物理ポート番号は 6 です。
サーバーのアーキテクチャータイプ。どのクラスタノードも、「E10000」または「other」のいずれかです。