Sun Cluster 2.2 のシステム管理

Sun StorEdge A3x00 ディスクまたは Sun StorEdge A1000 ディスクの管理

Sun Cluster における Sun StorEdge A3x00 ディスクまたは Sun StorEdge A1000 ディスクの管理方法は、クラスタ化されていないノードで使用されているこれらのディスクの場合とまったく同じです。ディスク拡張装置内のディスクまたはディスクコンポーネントの追加や交換、修復の方法などについては、拡張装置のマニュアルを参照してください。

Sun StorEdge A3x00 ディスクまたは Sun StorEdge A1000 ディスクの追加

Sun StorEdge A3x00 または Sun StorEdge A1000 にドライブを追加する場合、システムを稼動させたまま追加してください。システムは再起動しないでください。再起動が行われると、新しいドライブの構成情報が消失する上、既存のドライブのデータと論理ユニット (LUN) 構成も消失します。

ドライブを追加してシステムを再起動した後に、以前に潜在していた LUN が見つからないという問題が発生した場合は、新しく追加したドライブを削除してシステムを再起動し、その後でドライブを一度に 1 つずつ追加してください。

稼動中のシステムの「使用されていない」ディスクグループにドライブを追加する場合は、ドライブを追加した後にシステムを再起動しても安全であり、上記のような問題は発生しません。ホットプラグは Sun StorEdge A3x00 と Sun StorEdge A1000 でサポートされているため、このような方法をとることができます。

Sun StorEdge A3x00 ディスクまたは Sun StorEdge A1000 ディスクの交換

Sun Cluster は、Sun StorEdge A3x00 ディスクまたは Sun StorEdge A1000 ディスクを、物理ディスクではなく論理ユニット (LUN) として認識します。そのため、 以下が適用されます。

論理ユニットと物理ディスクの詳細は、拡張装置のマニュアルを参照してください。さらに、『Sun Cluster 2.2 Hardware Service Manual』の第 3 章と第 9 章を参照してください。

Sun StorEdge A3x00 や Sun StorEdge A1000s の管理手順の中には、UDWIS カ−ドの交換が必要になるものがあります。この手順については、『Sun Cluster 2.2 Hardware Service Manual』の第 12 章を参照してください。