ディスクにデータが存在しないことを確認します。
ディスクが初期化されると既存のデータは完全に消去されるため、この確認は必ず行なってください。
付属のハードウェアマニュアルの操作指示に従って、ディスク格納装置にディスクデバイスを挿入し、取り付けます。
ディスクを初期化し、ディスクグループに加えます。
この作業は、通常、vxdiskadm メニューまたは GUI を使用して行います。また、コマンド行ユーティリティの vxdisksetup と vxdg addisk を使用して、ディスクの初期化とディスクグループへの追加を行うこともできます。
物理ディスクをオフラインにする必要が生じることがあります。ディスクが破損している場合は、無効にして取り外す必要があります。別のシステムに接続するために物理ディスクをほかの場所に移動する場合も、あらかじめディスクを無効にする必要があります。
物理ディスクをオフラインにするには、まずディスクグループからそのディスクを削除し、続いて vxdisk(1M) コマンドを使用してディスクをオフラインにします。
ディスクを別のシステムに移動させる場合や、ディスクが故障しかかっているか完全に故障した場合は、ディスクを削除することができます。また、不要になったボリュームも削除できます。
ディスクグループからディスクを削除するには、vxdg(1M) コマンドを使用します。プライベートパーティションとパブリックパーティションを削除してボリュームマネージャによるディスク制御を解除するには、vxdiskunsetup(1M) コマンドを使用します。これらのコマンドの詳細は、vxdg(1M) と vxdiskunsetup(1M) のマニュアルページを参照してください。