データを使用できる状態にしておく必要がない場合は、論理ホスト (ディスクグループ) を保守モードにします。
phys-hahost2# haswitch -m logicalhost |
詳細は、haswitch(1M) マニュアルページを参照してください。
halt(1M) コマンドを使用すると、Sun Cluster ノードを停止し、フェイルオーバーによりバックアップノードで論理ホストサービスを復元できます。しかし、halt(1M) を実行すると、ノードに障害が発生する可能性があります。論理ホストの所有権をスイッチオーバーする方法としては、haswitch(1M) コマンドの方が信頼性があります。
クラスタ内のほかのノードで動作しているサービスを停止することなく、1 つのノードで Sun Cluster を停止します。
phys-hahost1# scadmin stopnode |
ノードを停止するときに、次のエラーメッセージが表示されることがあります。 in.rdiscd[517]: setsockopt (IP_DROP_MEMBERSHIP): Cannot assign requested address このエラーは、in.rdiscd デーモンと IP モジュール間のタイミングの問題に起因しています。悪影響はありませんので、無視しても問題ありません。
ノードを停止します。
phys-hahost1# halt |
以上で、ノードの保守作業が行える状態になります。