Sun WorkShop 6 update 1 の新機能 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
はじめに
このマニュアルでは、Sun WorkShopTM 6 update 1 コンパイラとツールの新機能について説明します。
マルチプラットフォーム対応
この Sun WorkShop リリースは、Solaris 2.6、7、および 8 のオペレーティング環境 (SPARCTM プラットフォームおよび Intel プラットフォーム) をサポートしています。
IA および x86 とは、Pentium、Pentium Pro、Pentium II プロセッサおよび、これらと互換性のある AMD および Cyrix 製のマイクロプロセッサチップを含む、Intel 8086 マイクロプロセッサチップ群を意味しています。このマニュアルでは、これらすべてのプラットフォームアーキテクチャを総称して x86 と呼んでいますが、製品名では、Intel プラットフォームと記述しています。
Sun WorkShop 開発ツールへのアクセス方法
Sun WorkShop 製品コンポーネントとマニュアルページは標準ディレクトリ
/usr/bin
および/usr/share/man にはインストールされません。そのため PATH
およびMANPATH 環境変数を変更して
Sun WorkShopコンパイラとツールにアクセスできるようにする必要があります。
PATH
環境変数を設定する必要があるかどうか判断するには以下を実行します。1. プロンプトで次のように入力して、PATH
変数の現在値を表示します。
%
echo $PATH
2. 出力内容から/opt/SUNWspro/bin
を含むパスの文字列を検索します。
- パスがある場合は、
PATH
変数は Sun WorkShop 開発ツールにアクセスできるように設定されています。パスがない場合は、この節の指示に従って、PATH
環境変数を設定してください。
MANPATH
環境変数を設定する必要があるかどうか判断するには以下を実行します。1. プロンプトで次のように入力して、workshop
マニュアルページを表示します。
%
man workshop
2.出力された場合、内容を確認します。
workshop
(1) マニュアルページが見つからないか、表示されたマニュアルページがインストールされたソフトウェアの現バージョンのものと異なる場合は、この節の指示に従ってMANPATH 環境変数を設定してください。
注 - この節に記載されている情報は Sun WorkShop 製品が/opt
ディレクトリにインストールされていることを想定しています。 Sun WorkShop 製品が/opt 以外の
ディレクトリにインストールされている場合は、システム管理者に実際のパスをお尋ねください。
PATH
変数およびMANPATH
変数は、C シェルを使用している場合はホームディレクトリの下の.cshrc
ファイルに設定する必要があります。Bourne シェルか Korn シェルを使用している場合は、ホームディレクトリの下の.profile
ファイルに設定する必要があります。
- Sun WorkShop コマンドを使用するには、
PATH
変数に以下を追加してください。man
コマンドで、Sun WorkShop マニュアルページにアクセスするには、MANPATH
変数に以下を追加してください。書体と記号について
このマニュアルで使用している書体と記号について説明し
ます。
関連文書
この製品の詳細については、以下の文書を参照してください (当社の開発ツールの名前は Sun WorkShopTM から ForteTM Developer 製品に変わっています。文書内にはこれら両方の製品名が使用されている場合があります)。
注 - Sun WorkShop 6 update 1 ソフトウェアが/opt
以外のディレクトリにインストールされている場合は、システム管理者に実際のパスをお尋ねください。
- マニュアルページと README: これらの文書は、Sun WorkShop 6 update 1 リリースにおける新機能、パフォーマンス向上、問題点とその回避策、およびソフトウェアの修正事項について説明しています。
- Sun WorkShop および Sun WorkShop TeamWare のオンラインヘルプ: オンラインヘルプは、Sun WorkShop 6 update 1 リリース の新機能が追加されています。
- オンラインヘルプは、ローカルシステムまたはネットワーク上でブラウザを使用して
file:/opt/SUNWspro/docs/ja/index.html
を指定することによりアクセスできます。また、Sun WorkShop 製品の「ヘルプ」メニューからもアクセスできます。- 『Sun WorkShop 6 update 1 の新機能』: この文書は、Sun WorkShop 6 update 1 リリースおよび Sun WorkShop 6 リリースにおける新機能について説明しています。
- この文書は、ローカルシステムまたはネットワーク上でブラウザを使用して
file:/opt/SUNWspro/docs/ja/index.html
を指定することによりアクセスできます。また、ブラウザでhttp://docs.sun.com
を指定し、Forte Developer 6 update 1 コレクションを検索する方法でもアクセスできます。- Sun WorkShop 6 マニュアル: これらのマニュアルは、Sun WorkShop 6 で提供されています。Sun WorkShop 6 update 1 のマニュアルページ、README、およびオンラインヘルプは、Sun WorkShop 6 マニュアルに記載されている情報に優先します。
- これらのマニュアルは、ローカルシステムまたはネットワーク上でブラウザを使用して
file:/opt/SUNWspro/docs/ja/index.html
を指定することによりアクセスできます。また、ブラウザでhttp://docs.sun.com
を指定し、Forte C、Forte C++、Forte for High Performance Computing、および Forte TeamWare の各製品を検索する方法でもアクセスできます。- 以下の Sun WorkShop マニュアルは、
http://docs.sun.com
では利用できません。これらは、ローカルシステムまたはネットワーク上でブラウザを使用してfile:/opt/SUNWspro/docs/ja/index.html
を指定することによりアクセスできます。
- Sun WorkShop Memory Monitor ユーザーズガイド
- Standard C++ Library Class Reference (英語版)
- Standard C++ ライブラリ・ユーザーズガイド
- Tools.h++ クラスライブラリ・リファレンスマニュアル
- Tools.h++ ユーザーズガイド
- Sun Performance Library Reference (英語版)
- Sun WorkShop 6 update 1 の追補: これらの追補は、Sun WorkShop 6 update 1 リリースにおける主要な新機能の一部について詳しく説明しています。
- 追補は、ブラウザで
http://docs.sun.com
を指定し、Forte Developer 6 update 1 コレクションを検索することによりアクセスできます。追補は Forte Developer 6 update 1 CD には入っていないため、ローカルシステムおよびネットワーク上では利用できません。- 『Sun WorkShop 6 update 1 リリースノート』: このリリースノートは、Sun WorkShop 6 update 1 リリースのインストール関連の情報と最新の製品情報を記載しています。リリースノートの情報は、他のあらゆる文書の情報より優先します。
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