Solaris 8 10/01 新規機能の概要

セキュリティの向上

説明  

リリース 

役割によるアクセス制御 (RBAC)

役割によるアクセス制御 (Role-Based Access Control、RBAC) データベースが、Solaris Management Console グラフィカルインタフェースで管理できるようになりました。1 つの権利に他の権利を含めることもできるようになりました。権利は、デフォルトで policy.conf ファイルで割り当てることができます。

詳細は、『Solaris 8 のシステム管理 (追補)』の「役割によるアクセス制御」を参照してください。

1/01 

SPARC: スマートカードの管理

SPARC:『Solaris スマートカードの管理』が Solaris 8 1/01 リリースで更新されました。内部カードリーダーのセットアップについての情報が追加されました。また、スマートカードのセットアップをより容易にするために、スマートカードサポートのためのセットアップ手順が効率化されています。

Solaris 8 4/01 リリースで、以前のバージョンで技術的に不正確であった箇所が修正されました。また、スマートカードのセットアップに必要なタスクについて記載した章が追加されました。このほかに、デフォルトのスマートカードプロパティが、使用するセキュリティ環境の要件を満たしていない場合に必要となる、追加の構成タスクについて記述した章も追加されています。 

詳細は、『Solaris スマートカードの管理』を参照してください。

1/01。 

4/01 で更新。 

Generic Security Services Application Programming Interface (GSS-API)

GSS-API (Generic Security Service Application Programming Interface) は、セキュリティのフレームワークです。GSS-API を使用すると、アプリケーションは転送するデータを保護できます。GSS-API は認証、整合性、および機密性のサービスをアプリケーションに提供します。このインタフェースを使用すると、各アプリケーションはセキュリティに関して全般的に「汎用」になります。つまり、どのような実際のプラットフォーム (Solaris プラットフォームなど) やセキュリティ機構 (Kerberos など) が使用されるかを知る必要がありません。これは、GSS-API を使用するアプリケーションの移植性が高くなることを意味します。 

詳細は、『GSS-API のプログラミング』を参照してください。

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