このリリースノートには、リリース 3.0.1 パッチ 1 の iPlanetTM Portal Server: Instant Collaboration Pack (iPlanetTM Instant Messaging Server ともいいます) のリリース時における重要な情報が含まれています。ここでは、新機能および拡張機能、インストールノート、既知の問題、およびその他の最新情報を記載します。iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack を使用する前に、この文書をお読みください。
このリリースノートは、次の節で構成されています。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack リリース 3.0.1 には次の機能があります。
1 対 1 の通信、グループ作業用のインスタントメッセージングおよびチャット
ユーザの状態と場所を通知およびモニタする、アベイラビリティ管理およびプレゼンス管理
プロジェクトベースの共同作業用の仮想チーム、ファイル共有、会議、ポーリング、およびチームチャット
契約ベースで公開情報にアクセスするニュースチャネル
iPlanet Portal Server との統合によるコミュニティ管理、Single Sign-on (SSO)、およびセキュアリモートアクセス機能の組み込み
マルチプラットフォームサポート (SolarisTM および Windows NT)
サーバ間のセキュア通信のサポート (サーバ間セキュアソケットレイヤー)。 iIM サーバ間で SSL を構成する方法については、『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0.1 管理者ガイド』を参照してください。
Macintosh OS X 10.1 をクライアントプラットフォームとしてサポート
iPlanet Portal Server およびその Secure Remote Access Pack を使用せずに、スタンドアロンモードで使用するとき、クライアントとサーバ間のセキュア接続が可能になりました。 サーバのマルチプレクサコンポーネントがクライアントの実際の通信先なので、正確には、セキュア接続は iIM クライアントと iIM マルチプレクサの間で行われます。 iIM マルチプレクサと iIM サーバ間の接続は、暗号化されていません。 『管理者ガイド』を参照して、iPlanet Instant Messaging Server の他のコンポーネントについて理解してください。
マルチプレクサとクライアント間で SSL をセットアップするのに必要な 4 つの一般的な手順があります。 これらは、次のとおりです。
iIM クライアントが正しく構成されていると、マルチプレクサとの通信に SSL を使用している場合に、iIM クライアントのメインウィンドウの右上角近くに小さなロックアイコンが表示されます。
クライアントとマルチプレクサの間で SSL を有効にするには、証明書を取得してセキュア通信に使用するいくつかのデータベースを作成する必要があります。 最も単純な方法は、iPlanet Web Server を使用して証明書を要求し、インストールすることです。 iPlanet Web Server 6.0 を使用して行う方法を以下に示します。
3. iIM サーバを構成してクライアントとマルチプレクサ間の SSL を有効にする
iim.conf を編集して以下のマルチプレクサのオプションを追加し、SSL を有効にします。
パラメータ |
デフォルト値 |
説明 |
iim_mux.usessl |
off |
on または off のいずれかを設定できます。 on に設定した場合、マルチプレクサはアプリケーションデータを交換する前に、受け入れた各接続について SSL ハンドシェイクを要求します。 |
iim_mux.secconfigdir |
instancedir/config instancedir は iim.instancedir パラメータの値です。 |
キーおよび証明書のデータベースを含むディレクトリです。 通常は、iim_mux.secmodfile パラメータで指定されていない限り、セキュリティモジュールデータベースを含んでいます。 |
iim_mux.keydbprefix |
なし |
キーデータベースファイル名のプレフィックスです。 キーデータベースファイル名は、常に key3.db で終わる必要があります。 そのため、ファイル名が This-server-key3 の場合、このパラメータは「This-server-」に設定する必要があります。 ファイル名が key3.db の場合、プレフィックスは不要なので、このパラメータを設定する必要はありません。 |
iim_mux.certdbprefix |
なし |
証明書データベースファイル名のプレフィックスです。 証明書データベースファイル名は、常に cert7.db で終わる必要があります。 ファイル名が Secret-stuff-cert7.db の場合、このパラメータは「Secret-stuff-」に設定する必要があります。 ファイル名が単に cert7.db の場合、プレフィックスは不要なので、このパラメータを設定する必要はありません。 |
iim_mux.secmodfile |
secmod.db |
このセキュリティモジュールファイルの名前は、iim_mux.secconfigdir と関連しています。 |
iim_mux.certnickname |
Server-Cert |
上記の「証明書のインストール」の手順 4 で入力した証明書名です。 この名前は、大文字と小文字を区別します。 |
iim_mux.keystorepasswordfile |
sslpassword.conf |
キーデータベースへのパスワードを含むファイルの相対パスです。 このファイルは、次の形式の行を含んでいる必要があります。 Internal (software) Token:<password> <password> はキーデータベースを保護するパスワードです。 パスは iim_mux.secconfigdir で指定したものと関連しています。 |
4. Web サーバを構成してセキュアクライアントアプリケーションを提供する
iPlanet Instant Messenger の構成ファイル (jar ファイル、html ファイル、ヘルプファイルなど) は、client_dir というディレクトリ (デフォルトは /opt/SUNWiim/html) の下にあります。 このディレクトリには、アプレット記述子ファイル iim.jnlp および iim.html が含まれています。 また、これらのファイルのセキュアバージョンである iimssl.jnlp や iimssl.html も含まれています。 Web サーバを経由してブラウザからこれらのファイルにアクセスし、iIM クライアントのセキュアバージョンをダウンロードして実行することができます。
これらの URL のリンクを、よく知られているページに設定する必要があります。 たとえば、セキュア iIM アプレット記述子へのリンクをスプラッシュページ (index.html) に追加します。
会議室の権限は、「管理」、「書き込み」、「読み取り」、および「なし」に増えました。 前のバージョンの権限は「管理」、「参加」、および「なし」で、「参加」を選択すると会議室でメッセージの読み取りと書き込みの両方を行うことができました。 既存の会議室の「参加」権限は自動的に「書き込み」に変更されるので、既存の会議に影響することはありません。
この機能を使用するには、会議室が「管理」権限を持ったユーザ 1 人と、以下のいずれかのユーザでセットアップされている必要があります。
デフォルトで「読み取り」権限を持つユーザ
デフォルトで「なし」権限を持つユーザと、「読み取り」権限を持つ一連のユーザ
こうすると、会議室で「読み取り」権限しか持たないユーザは、メッセージを直接送信することはできないので、モデレータが会議室をモデレートしてくれるのを待つ必要があります。 「管理」権限を持つユーザが会議室に入ると、テキスト入力領域の上に「モデレート」ボタンが表示されます。 「モデレート」ボタンをクリックすると会議室のモデレートを開始できます。 同時に、会議室の上部に別の領域が表示され、「読み取り」のみの権限を持つユーザからのメッセージが表示されます。 モデレータはメッセージを選択して「許可」または「拒否」ボタンをクリックすることにより、メッセージを許可または拒否することができます。 新しいモデレータは「ヘルプ」ボタンを使用して、会議室のモデレート方法についてのオンラインヘルプを見ることができます。 アクティブなモデレータは一度に 1 人だけにすることをお勧めします。 モデレータは「Stop Moderating」ボタンをクリックして司会を中止することができます。
「書き込み」権限のあるユーザは、モデレータなしでメッセージの読み取りと書き込みができます。 「書き込み」権限のあるユーザは、「書き込み」権限のあるユーザが書き込んだメッセージを表示できます。
iim.mail.charset は、構成ファイル iim.conf の新しい構成オプションです。
パラメータ |
デフォルト値 |
説明 |
iim.mail.charset |
なし |
デフォルトでは、メールのヘッダの文字セットは ascii になり、エンコードされません。 メールメッセージのヘッダのエンコードに使用する文字セット名はオフライン警告用に送信されます。 次のようになります。 iim.mail.charset=iso-2022-jp |
次の新しい構成オプションは、構成ファイル iim.conf 用のものです。
パラメータ |
デフォルト値 |
説明 |
iim_server.usesso |
0 |
0、1、または -1 のいずれか 認証時に SSO プロバイダに依存するかどうかをサーバに指定します。 SSO プロバイダは、サーバがセッション id を SSO サービスで検証するために使用するモジュールです。 値: このパラメータは、次に説明する iim_server.ssoprovider パラメータと関連して使用されます。 |
iim_server.ssoprovider |
なし |
SSOProvider を実装するクラスを指定します。 iim_server.usesso が 0 でなく、このオプションが設定されていない場合、デフォルトの iPS ベースの SSOProvider が使用されます。 |
カスタマイズ可能な絵文字がチャットルームで利用できます。 絵文字は次のようにしてカスタマイズできます (次の手順は Solaris 用です)。JDK 1.3 以上が必要です。
cd /tmp
cp /opt/SUNWiim/html/iimres.jar iimres.jar (元の iimres.jar ファイルのコピーを保存してください)
jar xvf iimres.jar
com/iplanet/im/client/images/emoticons ディレクトリに gif ファイルを作成するか、すでにあるファイルを変更します。
com/iplanet/im/client/swing/chat/emoticons.properties ファイルを編集し、上記で追加した新しいファイルを反映します。
com/iplanet/im/client/swing/chat/chat.properties ファイルを編集し、新しいショートカットアイコンを反映します。
jar uf iimres.jar com/iplanet/im/client/swing/chat/*.properties
jar uf iimres.jar com/iplanet/im/client/images/emoticons/*.gif
cp iimres.jar /opt/SUNWiim/html/
IM サーバを再起動し、クライアントを再起動して変更を確認します。
API Javadoc ファイルは、<install-dir>/html/javadoc に自動的にインストールされます。このディレクトリには、次の 2 つのサブディレクトリがあります。
icapi には、クライアント API 用の javadoc ファイルが含まれています。
iimspi には、サーバ側のサービスプロバイダ API (認証プロバイダ API およびアーカイブプロバイダ API) 用の javadoc ファイルが含まれています。
クライアントコンポーネントが <install-dir>/html にインストールされている場合 (デフォルト) は、次の URL を使用して、マニュアルにアクセスできます。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack をインストールする前に、最低限必要なハードウェアとオペレーティングシステムの要件を満たしていることを確認してください。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack のこのリリースは、サーバとして次のプラットフォームをサポートしています。
推奨パッチおよび Java パッチを含む Solaris 2.6 (http://java.sun.com/j2se/1.3/install-solaris-patches.html#2.6 を参照)
推奨パッチを含む Solaris 8 (Java パッチは不要)
サービスパック 6a を含む Windows NT 4.0 (スタンドアロンモードでのみのサポート。ポータルモードはサポートしない)
Solaris 2.6 および Solaris 8 の推奨パッチのリストは、http://access1.sun.com/patch.public/ で参照できます。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack のこのリリースは、次のクライアントプラットフォームをサポートしています。
Solaris 2.6 および 8
Microsoft Windows 9x/Windows NT (SP 6a)/Microsoft Windows 2000
Mac OS X 10.1 が稼動している Apple Macintosh
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack のこのリリースは、iPlanet Instant Messanger Web クライアントへのアクセス用として次のブラウザをサポートしています。
Solaris で実行する NetscapeTM Communicator 4.7x
Windows 9x/NT/2000 で実行する Netscape Communicator 4.7x および 6.2
Windows 9x/NT/2000 で実行する Internet Explorer 5.0 以上
iPlanet Portal Server をインストールするために、最低限必要な基本的なハードウェア要件は、次のとおりです。
インストール用に約 300M バイトの空きディスク容量
各ユーザ用に約 5K のディスク容量
256M バイト以上の RAM。必要な RAM の量は、クライアントの同時接続数、およびサーバとマルチプレクサを同じホストに配置するかどうかによって異なります。 RAM の計算については、『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0 導入ガイド』を参照してください。
クライアントに最低限必要な基本的なハードウェア要件は、次のとおりです。
Solaris - 128 MHz のプロセッサ、64M バイト以上の RAM
Microsoft Windows 95/98、Microsoft Windows 2000、Windows NT での環境。Pentium 200 MHz 以上のプロセッサ、96M バイト以上の RAM
128M バイト以上の RAM を搭載した Apple Macintosh Mac OS X 10.1
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack リリース 3.0.1 には次のソフトウェア要件があります。
iPlanet Portal Server 3.0 SP3 以降 (ポータル環境でインストールする場合)
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack をポータルモードでインストールする場合は、Solaris オペレーティング環境を使用する必要があります。 iPlanet Portal Server は現在、Solaris 上でのみ動作します。 さらに、iPlanet Portal Server は Solaris 2.6、Solaris 7、および Solaris 8 をサポートしますが、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack は Solaris 2.6 および Solaris 8 のみをサポートします。 お使いのポータルが Solaris 7 を実行している場合、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack はインストールできません。 |
iPlanet Directory Server 4.16 以降などの外部 LDAP ディレクトリサーバが必要です。 ポータルモードでは、外部 LDAP サーバの代わりに iPlanet Portal Server の内部ディレクトリを使用できます。Directory Server 4 のサポートの終了がペンディングになっているので、iPlanet Directory Server 5.1 を推奨しますが、どのバージョンでも動作します。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack は Solaris 2.6 および Solaris 8 で実行します。ただし、iPlanet Directory Server 5.1 は Solaris 2.6 ではサポートされていません。iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack と Directory Server が同一システム上にインストールされている場合は、Solaris 8 (適切なパッチ) の使用を推奨します。 |
HTML を iPlanet Instant Messenger Web クライアントに提供するには、iPlanet Web Server 6.0 SP2 以降などの Web サーバが必要です。
Web サーバがデフォルトのポートにインストールされていない場合は、インストールしてから iim.jnlp、iimres.jnlp、iim.html、iimssl.hml、および iimssl.jnlp ファイルを編集する必要があります (クライアントとサーバ間の SSL 構成を使用している場合は最後の 2 ファイル)。 詳細は、『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0.1 管理者ガイド』を参照してください。 |
オフライン時に警告を受信するユーザに電子メールを送信するには、iPlanet Messaging Server 5.1 以降などにある SMTP サーバが必要。SMTP サーバがない場合、オフラインユーザに対して電子メールを作成することはできませんが、製品は正常に機能します。
(オプション) すでに iPlanet Messaging Server を使用しているときに、iPlanet Delegated Administrator (iDA) を使用する場合は、iDA をユーザプロビジョニングツールとして使用して、ユーザ ID の追加と削除、パスワードの変更が可能
機能する DNS/名前検索サービスも必要。サーバ、およびマルチプレクサがインストールされているシステムは、DNS で解決できなければなりません。また、サーバおよびマルチプレクサがインストールされているシステムは、ホスト解決のために DNS にアクセスできることが必要です。
Solaris システムの場合、インストールパッケージは GNU-zip 形式の tar ファイルです。このファイルを解凍するには、gunzip のコピーが必要です。 Windows NT の場合、インストールパッケージは、zip 形式のファイルです。このファイルを解凍するには、解凍ユーティリティが必要です。
サーバに含まれている iPlanet Instant Messenger を起動するには、Netscape Communicator 4.76 や Internet Explorer 5.0 などの Web ブラウザが必要
Java Runtime Environment (JRE) 1.3
Java Web Start 1.0 1 以降、または Java Plug-in 1.3.x
Solaris および Macintosh クライアントは Java Web Start を使用する必要があります。 Windows クライアントは、Java Web Start または Java プラグインを使用できます。
Solaris クライアントプラットフォームの場合、Solaris 用 JRE と Java Web Start の両方をダウンロードする必要があります。
Windows クライアントプラットフォームの場合:
Windows 用 JRE をダウンロードする場合は、JRE に Java プラグインが含まれているため、Java プラグインを別個にダウンロードしてインストールする必要はない
Java Web Start をダウンロードする場合は、Java Web Start に JRE が含まれているため、JRE を別個にダウンロードしてインストールする必要はない
Macintosh クライアントプラットフォームでは、Java Web Start は Mac OS X 10.1 リリースの一部です。
この節では、製品をインストールまたはアップグレードする前に理解しておく必要がある、重要な情報を記載します。 インストールに関する詳細な情報および手順については、『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0.1 インストールガイド』を参照してください。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack のインストールおよび構成は、次の 2 つの方法で行うことができます。
iPlanet Portal Server 環境の一部としてインストールする。 ユーザは、iPlanet Portal Server にログオンし、iPlanet Instant Messenger を iPlanet Portal Server Desktop Applications チャネルのアプリケーションとして起動します (Solaris プラットフォームのみ)。
スタンドアロンサーバとしてインストールする。 ユーザは、外部 LDAP ディレクトリを通じて iPlanet Intant Messaging サーバに対して認証を行い、既知の URL から iPlanet Instant Messenger を起動します。iPlanet Portal Server ソフトウェアは、このタイプのインストールでは使用されませんが、製品ライセンスの要件を満たす必要があります。
iIM Server を iPlanet Portal Server 環境でインストールするか、スタンドアロンサーバとしてインストールするかにかかわらず、サイトのニーズに合わせてさまざまな構成を使用できます。 これらの構成の詳細については、『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0.1 管理者ガイド』を参照してください。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboratin Pack をポータルモードでインストールする場合、現時点では Solaris プラットフォームを使用する必要があります。 |
通常は、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack と iPlanet Portal Server のコンポーネントを同じホストにインストールします。ただし、これは必要条件ではありません。 iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack をスタンドアロンサーバとしてインストールし、別のサーバにインストールしたポータルフレームワーク内で機能させたい場合があります。また、負荷均衡などのために 2 つのサーバを分離させたい場合もあります。
このタイプの構成では、一方のホストに iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack をインストールして、iPlanet Portal Server を「無効」 (実行しないよう) にし、もう一方のホストに iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack クライアントコンポーネントをインストールして、iPlanet Portal Server の実行バージョンを「有効」にします。 iIM サーバは、iPlanet Portal Server セッション API を使用してユーザのポータルセッションを認証するため、このような構成が必要です。
このタイプの構成を使用する場合は、『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0.1 インストールガイド』を参照してください。
インストーラおよびマニュアルでは、ユーザプロビジョニング用に iPlanet Delegate Administrator (iDA) のインストールを推奨していますが、これはすでに iPlanet Messaging Server と併用している場合以外は、お勧めできません。 また、iDA は iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack 配布 CD に含まれていません。
ポータルモードでのインストールの場合、iPlanet Portal Server バグ ID: 4487666 により、ipsadmin を使用して追加される External Ldap 属性マッピングの機能が妨げられます (この問題は、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack のバグ ID:559333,4537874 として記録されています)。
その結果、インストールの完了後に、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack インストーラによって作成された外部 LDAP 属性マッピングを修正する必要があります。
iPlanet Portal Server 3.0 SP3 が使用されている場合や、iPlanet Portal Server 3.0 SP4 が複数のドメインモードで使用されている場合は、Administration Console からマッピングを削除および追加する必要があります。
iPlanet Portal Server 3.0 SP4 が単一のドメインモードで使用されている場合は、属性マッピングは自動的に追加されるため、この追加の手順は必要ありません。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack によって作成されるマッピングは、iwtUser-iIMUserId=uid です。 このマッピングを inherited から customized に変換する、または手動でマッピングを追加するには、次に示す手順の中から該当するものを選択します。
iPlanet Portal Server の Administration Console から、「ドメインの管理」をクリックします。
該当するドメインをクリックします。
「外部 LDAP のコンフィグレーション」をクリックします。
「属性エイリアスのマッピング」をクリックします。
iwtUser-iIMUserId=uid マッピングがある場合は、それらを削除して構成を保存します。保存したら、外部 LDAP 構成ページに戻ります。
属性マッピングセクションまでスクロールし、iwtUser-iIMUserId=uid マッピングを追加して、構成を保存します。
iPlanet Portal Server の Administration Console から、「ドメインの管理」をクリックします。
該当するドメインをクリックします。
「外部 LDAP のコンフィグレーション」をクリックします。
「属性エイリアスのマッピング」をクリックします。
属性マッピングセクションまでスクロールし、iwtUser-iIMUserId=uid マッピングを追加して、構成を保存します。
HP 3 を実行するポータルモードでのインストールで、attribsMap のエントリがない場合は、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack のインストール中に、attribsMap のエントリがデフォルトのドメインに追加されます。 ExtLdap サーバ名が iPlanet Portal Server の外部 LDAP 構成に入力されていない場合、ユーザは iPlanet Portal Server Desktop にログオンできなくなります。 その代わり、「Error due to misconfiguration on the server」というエラーメッセージが表示されます。 ExtLdap サーバ名と attribsMap エントリの両方を入力するか、どちらも入力しないかのいずれかにしてください。 内部 LDAP 構成を使用するインストールの場合、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack インストールの完了後に attribsMap エントリを削除する必要があります。
インストール中に、iPlanet Portal Server: Instant Collaboratin Pack をブート時に起動するかどうかを選択するプロンプトが表示されます。ブート時の起動を選択しないで、インストールの完了後に起動する場合は、インストーラを再度実行する必要はありません。
Solaris の場合は、次のソフトリンクを作成してこれを実現できます。
ln -s /etc/init.d/sunwiim /etc/rc3.d/S94sunwiim
ln -s /etc/init.d/sunwiim /etc/rc2.d/K94sunwiim
Windows プラットフォームの場合は、「コントロールパネル」の「サービス」を使用してサーバおよびマルチプレクサのスタートアップ設定を「自動」に変更します。
スタンドアロンモードでの iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack のフレッシュインストールの完了後に、サイトのニーズに合わせて index.html、iim.html、iim.jnlp、および iimres.jnlp ファイルを編集する必要があります。 クライアントおよびサーバの SSL を構成した場合、iimssl.html および iimssl.jnlp ファイルも構成します。これらのファイルを編集して、テキストとタイトルをカスタマイズしたり、背景を変更してください。index.html ファイルには、ユーザが Java プラグインと Java Web Start の両方のバージョンの iPlanet Instant Messenger を起動するためのポイントがあります。 iim.html ファイルは、アプレットをダウンロードするために呼び出されます。 インストール中に作成される iim.html には、マルチプレクサを特定するアプレット引数があります。
iim.html ファイルの「<PARAM NAME="-server" VALUE="servername">」は、iPlanet Instant Messaging マルチプレクサおよびポートを表します。 |
iPlanet Portal Server:Instant Collaboration Pack には、iPlanet Instant Messenger クライアントの構成および起動に関する説明が付属しています。この説明は、インストールガイド、solaris.htm、および windows.htm ファイルに記載されています。 これらは、クライアントコンポーネントの一部として html ディレクトリにインストールされます。 設定に関するこれらの説明は、サイト特有のニーズに合わせてカスタマイズする必要があります。たとえば、クライアントが Java Web Start バージョンの iPlanet Instant Messenger だけを実行するようにしたい場合、または Solaris クライアントだけの場合は、サイトに該当しない説明部分を削除することができます。また、クライアントの正確な Web サーバ URL を書き込むこともできます。たとえば、現在の説明では、iPlanet Instant Messenger を起動する URL は次のように表示されます。
http://webserver:webserverport/subdirectory
たとえば、次のようにサイト特有の情報を書き込みます。
http://iim.company22.com/iim.
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack のインストールに関する詳細は、『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0 管理者ガイド』を参照してください。
デフォルトでは、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack は、Web サーバドキュメントルートにインストールされている iPlanet Instant Messenger ソフトウェア (クライアントファイル) を検索します。 ただし、iPlanet Instant Messenger ソフトウェアファイルは、Web サーバドキュメントルート以外のディレクトリにインストールすることもできます。 クライアントファイルを Web サーバドキュメントルートにインストールしない場合は、Web サーバが iPlanet Instant Messenger クライアントにファイルを「提供」できるように、追加の手順を実行する必要があります。これは、スタンドアロンモードでのインストールのみに適用され、ポータルモードでのインストールには適用されません。
クライアントファイルを Web サーバドキュメントルートにインストールする場合は、追加の手順は必要ありません。 |
iPlanet Instant Messenger ファイルをインストールしたディレクトリにアクセスできるように Web サーバを構成するか、Web サーバドキュメントルートにシンボリックリンクを作成する必要があります。次のいずれかの手順を使用してください。
また、Java Web Start を使用して iPlanet Instant Messenger を起動する場合は、iim.jnlp および iimres.jnlp ファイルのコードベースパラメータも変更する必要があります。 また、クライアントおよびサーバ SSL を構成する場合は、iimssl.html および imssl.jnlp も変更する必要があります。
Web サーバの管理インタフェースを使用して、クライアントファイルをインストールしたディレクトリへのアクセスを可能にします。たとえば、iPlanet Web Server では次の手順を実行します。
Web Server Administration にログオンします。
クライアントファイルがあるディレクトリを示すシンボリックリンクを、Web サーバドキュメントルート内に作成するには、ln コマンドを使用します。
シンボリックリンクの使用によって、Web サーバの構成を変更する必要はありません。 |
たとえば、iIM サーバホスト iim.i-zed で、iPlanet Instant Messenger ソフトウェアが /opt/SUNWiim/html ディレクトリにインストールされている場合、シンボリックリンク iim を作成できます。このシンボリックリンクは、Web サーバドキュメントルート内の /opt/SUNWiim/html を示します。
ユーザは、次の URL を入力して iPlanet Instant Messenger のメインページ (index.html) にアクセスします。
http://iim.i-zed.com/iim/
iim.jnlp、iim.jnlp、iimssl.jnlp、および iimres.jnlp ファイルには、Web サーバを参照して iPlanet Instant Messenger ソフトウェアへのパスを作成するように変更する必要がある、コードベースパラメータがあります。変更する行は、次のとおりです。
codebase="http://servername:port/path/"
Web サーバがデフォルト (80) を使用していない場合のみ、ポート番号を含めます。
たとえば、iIM サーバホスト iim.i-zed で、iPlanet Instant Messenger ソフトウェアが /opt/SUNWiim/html ディレクトリにインストールされている場合、シンボリックリンク iim を作成できます。このシンボリックリンクは、Web サーバドキュメントルート内の /opt/SUNWiim/html を示します。
次に、iim.html、iim.jnlp、iimssl.jnlp、および iimres.jnlp ファイルのコードベースパラメータを次のように変更します。
codebase="http://iim.i-zed.com/iim/"
iim.jnlp、iimssl.jnlp、および iimres.jnlp<:/cs> ファイルは、Java Web Start の構成に使用されます。 |
iPlanet Portal Server: Instant CollaborationPack に、ユーザ管理ツールはありません。
iPlanet Instant Messenger ユーザを追加、変更、削除する iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack 特有のコマンドはありません。 ユーザはディレクトリ内にいるため、サイトプロビジョニングツールを使用してこれらの操作を実行してください。
同様に、iPlanet Instant Messenger ユーザを無効にすることはできません。 ユーザが iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack を使用できないようにするには、ユーザを削除します。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack を Solaris 2.6 プラットフォームにインストールする前に、推奨パッチおよび Java パッチをインストールする必要があります。 これらのパッチがインストールされていない場合、iIM Server のグラフィカルインストールプログラムは失敗し、次のようなメッセージが表示されます。
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/bin/java/jre/bin/../bin/sparc/native_threads/java:fatal:libCrun.so.1:open failed:No such file or directory setup: The installation failed with errors. |
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この節では、リリース 3.0 の iIM Server から リリース 3.0.1 へのアップグレードに特有の情報を記載します。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack リリース 3.0.1 インストーラには、前のバージョンからアップグレードするためのアップグレードオプションが含まれています。 前のインストールを維持するには、アップグレードオプションを使用する必要があります。
iIM サーバインストールのアップグレードの一部として、インストーラは、config ディレクトリおよび html ディレクトリに .new ファイルを作成します。これらのファイルには、新しいバージョンに対応するさまざまなファイルに加えられたすべての変更が含まれます。たとえば、iim.conf.new ファイルが作成された場合、その中には、新しいバージョンの iim.conf ファイルに関するすべての変更が含まれます。これらのファイルは、対応する古いファイルにマージする必要があります。この処理を実行すると、これらのファイルに対するカスタマイズが上書きされるのを防ぎます。
アップグレード後に、.new ファイルを検索して、変更内容を対応する既存のファイルにマージして、カスタマイズが失われないようにしてください。この手順は、新しいバージョンの機能を有効にするために必要です。
変更をマージするときは、古いファイルと .new ファイルを行ごとに比較し、既存のファイルを編集してこれらの変更を組み込みます。
ニュースチャネルおよび会議室の ACL ファイルは、会議やニュースのチャネルが変更されると自動的に新しい値にアップグレードされるので、手動による操作は必要ありません。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0 インストールガイド』の付録 B に記載されているアップグレードに関する説明を参照してください。
アップグレード後に、iim30_install_dir/SUNWiim/java ディレクトリを削除します。このディレクトリは必要ありません。これは、Solaris のインストールだけに適用されます。 このディレクトリはベータバージョンでインストールされたものです。 |
ベータバージョンから Resease 3.0 にアップグレードした場合、iim_server.db_path パラメータは iim.conf ファイルからなくなります。この状況はバグ ID 4533831 として示されています。 現在では、iim_server.db_path の代わりに、サーバは iim_server.instancevardir パラメータを使用して、ユーザプロファイルデータベース、ログ、さらに、サーバおよびマルチプレクサによって実行時に作成されるその他のファイルを含む、ランタイムファイルを格納するディレクトリを設定します。
この新しいパラメータは、iim.conf.new ファイルにあります。 iim_server.instancevardir パラメータ (およびその他の新しいパラメータ) を既存の iim.conf ファイルにマージする必要があります。 システムのアップグレードについては、「リリース 3.0 から 3.0.1 へのアップグレード」を参照してください。
インストール/アップグレードによって、次の .new ファイルが html ディレクトリに作成されます。対応する元のファイルを変更している場合は、これらの .new ファイルを調べ、変更を元のファイルにマージする必要があります。これらのファイルは、次のとおりです。
iim.html.new
iim.jnlp.new
iimres.jar.new
iimres.jnlp.new
index.html.new
iimssl.html.new
iimres.jnlp.new
iimres.jar.new 以外のすべてのファイルで、テキストの変更のみマージされます。
インストール/アップグレードによって、新しい iimres.jar ファイルが html ディレクトリに作成されることはありませんが、その代わりに iimres.jar.new ファイルが作成されます。
ベータ iimres.jar ファイルをカスタマイズしている場合は、最初にそれらの変更を iimres.jar.new ファイルにマージしてから、iimres.jar.new を既存の iimres.jar ファイルにコピーします。ベータ iimres.jar ファイルをカスタマイズしていない場合は、iimres.jar.new を既存の iimres.jar ファイルにコピーします。
すでにインストールされている 3.0.1 にパッチ 1 をインストールするには、まずダウンロードサイトから該当パッチをダウンロードします。このとき、すでにインストール済みの製品が国際化版である場合、パッチも国際化版をダウンロードしてください。正しいバージョンのパッチをダウンロードしたら、次にアップグレードと同じ手順でインストーラを実行します。つまり、再インストールではなく、アップデートを選択します。
この節では、トラブルシューティングについて説明します。
iPlanet Instant Messenger ユーザが iPlanet Instant Messaging サーバに接続するときに問題が発生した場合は、ホスト名の検索失敗について mux.log ファイルを確認します。ホスト名の検索失敗がある場合は、DNS を正しく設定する必要があります。
クライアント HTML ファイルを Web サーバのドキュメントルート以外のディレクトリにインストールする場合、Web サーバの doc ディレクトリに html ディレクトリを指定するソフトリンクを作成できます。この場合は、iim.jnlp および iimres.jnlp ファイルを変更して、ディレクトリ名を codebase 行に含める必要もあります。
これを行わないで、Java Web Start を使用して iPlanet Instant Messenger を起動すると、iimres.jnlp をダウンロードできないことを示すエラーメッセージが表示されます。このとき、関連するすべてのファイルの codebase を変更しても、Java Web Start バージョンを起動できない場合は、キャッシュされた iim.jnlp ファイルが使用されており、新しいファイルが使用されていないことが原因です。このため、ユーザは使用するマシンから Java Web Start キャッシュを削除する必要があります。
ディレクトリで匿名ユーザ検索が許可されていない場合は、次のようなエラーメッセージが表示されます。
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DEBUG:Searching for user by uid: filter=(&(|ojbectclass=inetorgperson)(objectlass=webtopuser))(uid=unknown)) base=o=i-zed.com,o=i-zed |
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ディレクトリを検索できるように特定のユーザを作成する必要があります。 これを行うための手順は、『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0.1 管理者ガイド』の第 2 章を参照してください。
ディレクトリを検索できるように特定のユーザに対して作成した権限が無効な場合は、次のようなエラーメッセージが表示されます。
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DEBUG: Connecting to LDAP server |
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この場合は、iim.conf ファイルの iim_ldap.usergroupbinddn および iim_ldap.usergroupbindcred パラメータ (またはいずれか一方) に対して指定した権限を訂正します。
次のようなエラーメッセージが表示された場合、指定された uid に対して LDAP ディレクトリが mail 属性を使用していないことを意味します。iPlanet Instant Messenger は、この属性を使用してオフラインのユーザに警告を転送します。
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ERROR: Cannot find MAIL address for user msg-admin-1 |
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デフォルトでは、iim_ldap.user.mailattr に、値 mail が含まれます。 この値をサイトの値に変更してください。
この節では、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0 のマニュアルセットに関するエラーおよび変更について説明します。
『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0 インストールガイド』の第 2 章と第 3 章にある「オンラインヘルプを表示する」というタイトルの節は、現在では適用されません。 iPlanet Instant Messenger のヘルプを表示するために追加の手順を実行する必要はありません。
『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0 管理者ガイド』では、iPlanet Instant Messenger オンラインヘルプファイルが html ディレクトリにインストールされると記載されていますが、これは間違いです。 オンラインヘルプファイルは、iPlanet Instant Messenger クライアントファイルをインストールするディレクトリ配下の iimhelp ディレクトリにインストールされます。
『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0 インストールガイド』の第 2 章にある「iPlanet Portal Server と外部 LDAP の併用」というタイトルの節は、リリースノートの「LDAP 属性マッピングの機能 (ポータルモードでのインストールのみ)」に置き換えられます。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack リリース 3.0.1 には、次の既知の制限事項および注意事項があります。
バグ ID: 535697,4559817 は既知の制限事項です。
Windows 98 で Internet Explorer 5.0 を使用している場合、「ユーザ検索」ウィンドウにグループのリストがすべて表示されないことがあります。 「連絡先グループにユーザを追加」という名前のリストに、ユーザに表示されない項目が含まれている可能性があります。 これは Internet Explorer ブラウザの制限事項です。
Solaris の場合、チャットを通じて送信された添付ファイルを受信すると、Windows のように「起動」を使用してファイルを開けることができません。これを回避するには、「保存」をクリックして、ファイルをディスクに保存してから、適切なアプリケーションで開きます。
「ニュースチャネル」タブでマウスを右クリックし、表示あるいは非表示などのタブおよびツールに関する設定を変更すると、「ニュースチャネル」タブを開いている間だけ、その設定が一時的に有効になります。つまり、変更は保存されません。これを回避するには、「ユーザ設定」ウィンドウの「ニュース」タブを使用して、「ニュースチャネル」の設定で、変更します。
「ニュースチャネル」、「チャット」、「ユーザ設定」などのウィンドウに素早くアクセスできないことがときどきあります。これらのウィンドウがコンピュータのデスクトップに表示されていても、バックグラウンドに存在しているときは、iPlanet Instant Messenger ウィンドウのそれぞれのボタンをクリックしても、フォアグラウンドに表示されない場合があります。 これを回避するには、他のウィンドウをじゃまにならない場所に移動して必要なウィンドウをクリックするか、タスクバーからウィンドウのアイコンをクリックします (Windows プラットフォームのみ)。
iPlanet Instant Messenger セッションから次のセッションに移行したときに、ニュースチャネルメッセージが開封済みとして表示されません。したがって、セッション中にユーザが開封したニュースチャネルメッセージが、次のセッション (ログオン) で新しいメッセージとして表示されます。
iPlanet Instant Messenger は、同じセッション内であれば、開封されたニュースチャネルメッセージを記憶しています。
Java Web Start を Solaris で使用しているときに、セキュアモードの iPlanet Instant Messenger を iPlanet Portal Server 環境で起動した場合、Netlet ウィンドウにアクセスした後で「ヘルプ」ボタンをクリックすると、Netlet が停止します。 そうすると、iPlanet Instant Messenger の接続は切断されます。 これは Java Web Start の制限事項です。URL が設定されている新しいブラウザウィンドウを開くことはできません。
これを回避するには、「Portal デスクトップ」ページの別のリンクをクリックし、iPlanet Instant Messenger のリンクをクリックして、Netlet アプレットを再起動します。
スタンドアロンモードでのインストールで、iIM クライアントファイルを Web サーバのドキュメントルートにインストールしない場合、インストールした jnlp ファイルは機能しません。コードベースラインはサイトの Web サーバに合わせて自動的に設定されません。これを解決するには、iim.jnlp ファイルおよび iimres.jnlp ファイルのコードベースラインを手動で変更します。 回避策の詳細は、『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0.1 管理者ガイド』の第 3 章を参照してください (この問題は、ポータルモードでのインストールでは発生しません)。
Solaris の場合、パラメータが iim.conf ファイルに追加されていないかぎり、2001 年 9 月 26 日以前にインストールまたはアップグレードされたベータインストールからのアップグレードはできません。iim.instancevardir パラメータを追加してください。たとえば、Solaris で次のように入力します。
iim.instancevardir = /var/opt/SUNWiim
その後、iIM サーバを再起動します。この問題については、「iim.conf ファイルの古いパラメータ」を参照してください。
このパラメータの値は、ランタイムファイルのインストール先として選択するディレクトリです。 |
iIM マルチプレクサのみをインストールする場合 (つまり、このホストがマルチプレクサプロセスのみを提供し、サーバプロセスを提供しないようにする場合) は、インストール後に iIM マルチプレクサとサーバの両方が開始されます。これにより、不必要なリソースが消費されます。
状況により、次のいずれかの回避策を使用して、サーバプロセスが開始されないようにします。
インストール後に、iimadmin stop iim_server コマンド、または Windows NT の Services Management ツールを使用して、iIM サービスを手動で停止します。マルチプレクサは必ず実行したままにしてください。
リブートのたびにサーバが再起動されないようにするには、次の手順を実行します。
バグ ID: 537172,4540655,561308,4536073 は既知の制限事項です。
インストーラから、データベースの場所のヘルプウィンドウまたは HTML パネルが最初に表示されるときに、ウィンドウのサイズが十分ではないため、内容がすべて表示されません。 これを回避するには、ウィンドウのサイズを大きくし、次に「取り消し」をクリックしてから「ヘルプ」をクリックします。 画面に完全に表示されない文字があるときがあります。
バグ ID: 537276,4540667,4539053 は既知の制限事項です。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack のサーバコンポーネントとクライアントコンポーネントを別々にインストールした後で、コンポーネントをアンインストールする場合は、「Uninstall」パネルから「Partial」を選択してから、削除するコンポーネントを選択します。 このとき、「Uninstall」パネルから「Full」を選択すると、すべてのコンポーネントは削除されず、最近追加されたコンポーネントのみが削除されます。
Windows NT の場合、uninstall ユーティリティを実行すると、java/jre、License.txt、または readme.txt ファイルおよびディレクトリが削除されません。これを回避するには、これらのファイルおよびディレクトリを手動で削除します。
Solaris に限り、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack を削除して再インストールする場合は、前のインストールと異なるユーザ ID またはユーザグループを入力しないでください。 iIM サーバは、ユーザおよびグループの値を使用して、インストールするすべてのファイルの所有者を設定します。異なるユーザまたはグループを入力すると、既存の server.log および mux.log ファイルの所有者およびグループの設定は更新されません。その結果、iIM サーバはこれらのログファイルにアクセスできません。iIM サーバを再起動すると、ログメッセージはログファイルではなく、標準出力に再送信されます。この問題を回避するには、インストールするファイルの所有者を入力するプロンプトで、前のインストールと同じユーザ ID およびユーザグループを入力します。この情報を変更する場合は、server.log および mux.log ファイルの所有者を手動で更新する必要があります。
バグ ID: 561730,4536210 は既知の制限事項です。
Windows NT の場合、インストール中にインストールパネルのサイズを大きくしないでください。サイズを大きくすると、テキストがゆがんで表示される可能性があります。
バグ ID: 4626241 は既知の制限事項です。
Netscape 6.2 を使用している場合、「launch using webstart」ボタンをクリックすると、Java Web Start がデスクトップにインストールされているにもかかわらず、ブラウザは IM アプリケーションを起動しないで、代わりに jnlp ファイルを表示しようとします。 この問題が発生する理由の 1 つは、Java Web Start が Netscape 6 で jnlp MIME タイプを自動的に登録しないことです。 この他の理由としては、Java Web Start がインストールされているかどうかを検出する Java Script が Netscape 6 では動作しないということが挙げられます。
回避策は次のとおりです。
1. Java Web Start jnlp MIME タイプを Netscape 6 に登録する
- 「編集」メニューから Netscape 6 「設定」を選択する
- 「Navigator」の「サポートアプリケーション」タブへ移動する
- ファイルタイプが存在しない場合は「追加」をクリックする
- 次の項目を追加する
Description: <java webstart などの説明>
File extension: jnlp
MIME type: application/x-java-jnlp-file
Application: <javaws 実行ファイルへのフルパス>
- 「OK」をクリックする
- メイン設定で「OK」をクリックする
2. これで、ユーザは (http://<iim コードベース>/iim.jnlp) を使用して直接 jnlp ファイルにアクセスし、Web Start を使用して IM を起動できるようになります。
つまり、Java Web Start がアプリケーションをいったんキャッシュしたら、Java Web Start を使用して IM を開始できるようになります。
属性 iwtUser-iIMUserId が表示されません。 詳細は、「LDAP 属性マッピングの機能 (ポータルモードでのインストールのみ)」を参照してください。
バグ ID: 4628826
Solaris では、サウンドの設定が有効になっていない場合でも、iIM クライアントによって Audio デバイスが使用できる場合がありますが、常に使用できるわけではありません。 Solaris プラットフォームで iIM クライアントを実行しているとき、Solaris ボックスでオーディオを使用できなくなることがあります。
バグ ID: 4632723
Macintosh クライアントでは、iIM クライアントはアイドル状態のユーザを検出しません。 そのため、長時間キーボードから離れる場合は、状態を手動で「不在」またはカスタムメッセージに変更する必要があります。
バグ ID: 4648143
他のシステムからログインするとクライアントのメモリがリークします。 この問題は、ユーザが 1 つのシステムを使用してサインオンし、そのシステムをスタンバイモードに切り替えたあと、他のシステムからログインするときに発生する可能性があります。最初のシステムを標準モードに戻すと、クライアントは不安定な状態となり、メモリを大量に消費することがあります。回避策は、タスクマネージャを使用して iIM アプリケーションを終了し、新しいインスタンスを起動します。
バグ ID: 4664311 は既知の制限事項です。
バージョン 3.0 の iIM サーバにログオンしたクライアントは、3.0.1 共同サーバの会議に参加できません。またその逆の場合もあります。クライアントプロトコルの変更のため、すべての共同サーバは同じバージョンを実行する必要があります。
バグ ID: 4637318 は既知の制限事項です。
2 つのサーバ間での通信が中断された場合、割り込み要因のルートが削除されてから、通信を再度確立するまでに 5 分ほどかかります。この間、それらのサーバ上にいるユーザはリモートサーバの資源にアクセスできない可能性があります。
バグ ID: 4691667 には、次の回避策があります。
複数のローカライズされたクライアントを、同一のシステムにインストールすることはできません。ローカライズされたインストールが追加されるたびに、以前にインストールしたローカライズされたクライアントのファイルが置き換えられます。つまり、複数のローカライズされた言語がインストールされるのを防ぎます。このリリース 3.0.1 での回避策として、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack 3.0.1 のローカライズされた言語のバージョンを Solaris または Windows NT プラットフォームでインストールする場合、ローカライズされた言語は、すべて一度にインストールします。将来のバージョンでは、複数の言語を別々にインストールする必要がある可能性があります。
バグ ID: 4609599
フォントのカスタマイズのボタン (太字、斜体、および下線) は、中国語や日本語などのマルチバイト言語では機能しません。ユーザは、文字を入力し、カーソルでその文字を選択してから、カスタマイズのボタンをクリックします。ただし、太字のボタンは機能しません。
バグ ID: (4692925) には、次の回避策があります。
l10n デスクトップパッケージや MAP パッケージなど追加の Portal パッケージがインストールされた後、ICP サーバがインストールされ Portal Server と統合されてから再起動されると、ICP サーバは ClassNotFound 例外をスローすることがあります。
これを回避するには、ICP の Unix ユーザをポータルの Unix ユーザと同じにします。そのためには、次の手順を行います。
ポータル実装システムにおいて ICP が初期インストール時にポータルに対して有効化されなかった場合、後で iimipsadmin コマンドを使って有効化することができます。ただし、iimipsadmin は英語版のアプレットリソース JNLP ファイル (iimres.auto.jnlp) しか生成しません。 ローカライズされたファイル用の iimres.auto.jnlp を生成するには、最初に iimipsadmin を実行してデフォルトのファイルを作成し、次に各ロケール固有のディレクトリに修正版をコピーします。 以下は、中国語 (zh) ロケールでの修正の一例を示しています。
デフォルトの iimres.auto.jnlp ファイル ($IIM_DOCROOT)/iimres.auto.jnlp):
Western 以外の文字セットを使用するユーザの場合、オフラインユーザに出され、電子メールメッセージとして転送される警告の中に間違ったエンコーディングが使われることがあります。この問題は、サーバが生成する電子メールメッセージに使用される文字セットをサーバ構成ファイル (iim.conf) に明示的に指定することにより解決できます。使用するオプションは、 iim.mail.charset です。たとえば、次のように指定します。
『iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack Release 3.0 管理者ガイド』の第 2 章にある「iIM Server でユーザを特定してディレクトリを検索できるようにするには」という節には、次の誤りがあります。 iim_ldap.usergroupbinddn="cn=bind dn" は、3.0.1 管理ガイドでは iim_ldap.usergroupbinddn="bind.dn" に置き換える必要があります。
会議室を作成すると、間違ったデフォルトのアクセス権が設定されることがあります。たとえば、すべてのユーザに参加を許可するデフォルトのアクセス権を使用して会議室を作成しても、ユーザが会議室を閲覧できない場合があります。このとき、「部屋の管理」ウィンドウに、デフォルトのアクセス権が「なし」と表示されます。
現時点では、複数の iIM サーバが互いに通信するよう設定されている環境で、クライアントがハングすることがあります。 この現象は、あるサーバ上のユーザが別のサーバと通信しようとし、サーバ間の接続に失敗したときにだけ発生します。
バグ ID: 4554976
iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack を Windows プラットフォームにインストールした場合、ユーザは iPlanet Instant Messenger のオンラインヘルプを表示できません。 これは、インストーラがオンラインヘルプファイルを、client_files_install_dir/iimhelp ディレクトリではなく、client_files_install_dir/help ディレクトリに置いているためです。
バグ ID: 4527286
ポールオプションを使用するときは、サブジェクト行に必ずサブジェクトを入力する必要があります。 これを忘れた場合は、「受取人リストにユーザがありません」というメッセージが表示されます。 ここで「OK」をクリックするか、ウィンドウを閉じることができますが、どちらの場合もウィンドウが閉じ、ポールが失われます。
ユーザの状態が「不在」に設定されているときに、iIM サーバが再起動された場合、クライアントが再接続すると、ユーザの状態は「不在」のままにはならずに自動的に「不在」から「オンライン」に変更されます。
バグ ID: 4556879
サーバ間の通信エラーでクライアントがハングする (開く) ことがあります。
バグ ID: 4587827
初めてログインするとき、ログインウィンドウに、サーバ名の代わりに 127.0.0.1 がサーバとして表示されます。
バグ ID: 4528763
デスクトップ (Solaris) 上で使用されるカット&ペースト機能が Instant Messaging チャットウィンドウで機能しません。
バグ ID: 4532636
ディレクトリでユーザを検索するとき、日本語または中国語の 2 文字の連絡先名を入力することができません。 この問題は修正され、中国語または日本語の 2 文字を入力できるようになりました。 英語やその他のマルチバイトでない言語では、依然として 3 文字以上入力する必要があります。
バグ ID: 551394,4536577
iIM サーバをシャットダウンして再起動すると、既存の iPlanet Instant Messenger チャットセッション、またはチャットルームは、サーバへの接続を再確立しません。したがって、サーバが停止した後で再起動したときに、チャットに参加していたユーザは、チャットを使用できなくなります。 ユーザにはこれらのチャットセッションはアクティブとして表示されません。iIM サーバの再起動後に、ユーザはチャットセッションを再び開始できます。
バグ ID: 4537801
Solaris でアンインストールすると、Instant Messaging Server は停止されますが、マルチプレクサは停止されません。 この問題は修正されました。
バグ ID: 4620000
クライアント API およびネットクラスはユーザごとに 2 つのスレッドを作成し、必要以上にリソースを消費します。 スレッドを 1 つだけ作成するように修正されました。
バグ ID: 558951,4537801
Solaris の場合、iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack をアンインストールすると、iIM サーバのみが停止され、現在実行中のマルチプレクサは停止されません。これを回避するには、マルチプレクサを手動で停止します。 この問題は修正されました。
バグ ID: 4634202
ユーザのパスワードが ^^^ または ~~~ で始まっていると、サーバがハングします。 この問題は修正されました。
バグ ID: 4640270
すでに作成されている名前の付いた会議室を作成してもエラーメッセージが表示されません。 会議室がすでに存在することを示すエラーメッセージが表示されるようになりました。
バグ ID: 4637557
オフライン警告が配信されないことがあります。 ユーザがログオンすると 1 つおきに配信され、その他は後でログインしたときに配信されます。 この問題は修正されました。
バグ ID: 4671883
会議室の acl ファイルが見つからないか、保護設定が間違っている場合、ユーザはログインできず、エラーメッセージ「Error connecting to server」が出されます。この場合、サーバのログファイルには、見つからないファイル名を明示した "ERROR: acl missing: java.io.FileNotFoundException:" というようなエラーメッセージの行と、"ERROR: user: While Processing Message: java.lang.NullPointerException" という行が記録され、ユーザはサーバから切断されます。この問題はパッチ 1 で修正されました。
バグ ID: 4527299
2 人のユーザが同じ姓と名前であると、「連絡先リスト」にどちらのユーザを登録するかを判断できません。この問題は、クライアントが同じ名前を含む検索結果に関する情報をもっと詳しく表示するようカスタマイズすることで解決できます。 具体的には、searchresults_format オプションを com/iplanet/im/client/swing/dialog/dialog.properties ファイルに記述し、追加の LDAP 属性値を含めることでフォーマット追加ユーザ検索結果情報を指定します。属性置換マクロは次の形式をとります。
この問題はパッチ 1 で修正されています。
パッチ ID: 4708428
ダイナミックグループのサポートはパッチ 1 で追加されました。 ダイナミックグループは、iPlanet Directory Server 5 では memberOfUrls オブジェクトクラスとして定義されています。 ユーザが検索結果の中にダイナミックグループを表示し、それらを連絡先リストに追加できるようにするには、連絡先リストのグループ検索フィルタに memberOfUrls オブジェクトを含める必要があります。 つまり、サーバ構成 (iim.conf) に次のような変更を加える必要があります。
パッチ ID: 4691174
International 3.0.1 を再インストールしたり、アップグレードすることはできません。
このバグは、Solaris でのみ見られる現象です。
この問題はパッチ 1 で修正されています。
パッチ ID: 4692925
iPS Reinstall を実行すると、iPS-ICP SSO が動作を停止します。
ICP サーバは、L10n デスクトップパッケージなどの追加ポータルパッケージや MAP パッケージが Portal Server にインストールされた後起動すると、ClassNotFoundexception をスローします。
この現象は、「他のユーザ」に対するポータルファイルの読み取りアクセス権が無効になったために発生していました。
Portal Server で SSO を使用しても、同じ理由からうまくいきません。
この問題はパッチ 1 で修正されています。 この修正により、iPS:iCP Server およびマルチプレクサ の実行時に使用される iIM UserID および iIM User Group ID の入力を求めるパネルをスキップしていました。
iIM Server とマルチプレクサは、ポータルの admin ユーザ所有権があれば動作するようになっています。
パッチ ID: 4628826
Solaris では、サウンドの設定が有効になっていない場合でも、iIM クライアントによって Audio デバイスが使用できる場合がありますが、常に使用できるわけではありません。 Solaris プラットフォームで iIM クライアントを実行しているとき、Solaris ボックスでオーディオが使用できなくなることがあります。 この問題はパッチ 1 で修正されています。
パッチ ID: 4684159
警告パネルで、ユーザが自分を受取人リストから削除することはできません。 ユーザは受取人を追加することはできますが、いったん追加したユーザを削除することはできません。 この問題はパッチ 1 で修正されています。
パッチ ID: 4684196
警告メッセージから直接 HTML ファイルを呼び出すことができません。 この問題はパッチ 1 で修正されています。
Windows でのみ警告メッセージからブラウザに HTML ファイルを呼び出すことができるようになりました。 Solaris には「起動」ボタンは表示されません。
パッチ ID: 4684376
「ニュースチャネルの管理」ウィンドウで、あるニュースチャネルが削除指定された場合、リストのそれ以降のニュースチャネルが表示されなくなります。 これは、ウィンドウが正しく再表示されないことが原因です。 この問題はパッチ 1 で修正されています。
パッチ ID: 4689003
iIM Server では、ニュースチャネルに対する WRITE アクセス権がユーザに与えられていても、ニュースメッセージを提示することができません。この問題はパッチ 1 で修正されています。
パッチ ID: 4698959
警告が添付書類とともにオフラインの連絡先に送信されると、その連絡先は電子メールを受け取ります。その電子メールには、各添付書類に URL http://www.attachment.com/<filename> を示すハイパーリンクのあるテキストが含まれています。この問題はパッチ 1 で修正されています。
このテキストには各添付書類に 1 つ URL が含まれていますが、http の URL ではありません。
iPlanet Portal Server: Instant Collaboratin Pack で問題が発生した場合は、次のいずれかの方法で iPlanet カスタマサポートまでご連絡ください。
http://www.sun.com/service/support/software/iplanet/index.html の iPlanet オンラインサポート Web サイト
この場所で、オンラインサポートセンターツールを使用して問題を記録します。 上記のサイトにある iPlanet Knowledge Base を利用すると、製品についての一般的な質問に対する解答を探すことができます。
保守契約先に電話連絡してください。
問題を解決する上でお客様に対して最善の援助ができるようにするため、サポートセンターに連絡するときは次の情報を用意してください。
問題が発生した場所および操作に与える影響などを明確にした問題の説明
マシンの種類、オペレーティングシステムのバージョン、および製品のバージョン (問題に関係するパッチおよびその他のソフトウェアを含む)
問題が発生するまでに使用していた詳細な手順または方法
エラーログまたはコアダンプ
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iPlanet Portal Server: Instant Collaboration Pack は、製品に付属のライセンス契約に記載されている条件に従って使用してください。
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更新日: 2002 年 6 月