Sun Java Desktop System Release 2 インストールガイド

カスタムパーティションテーブルの作成

Configurator が推奨したパーティションが Java Desktop System インストールに合わない場合、カスタムパーティションテーブルを作成する必要があります。

カスタムパーティションテーブルを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 保存する必要があるファイルは、すべてバックアップしてください。 この手順を実行すると、既存の Windows パーティションが上書きされます。

  2. 「インストールの設定」ダイアログから「パーティション」を選択し、「カスタムパーティション設定をする」オプションを選択し、「次へ」をクリックします。

  3. 「カスタムパーティション - 上級者用」オプションを選択し、次に「次へ」をクリックして「上級者用パーティション設定」ダイアログを表示します。

  4. アプリケーションをインストールするディスクを指すデバイス、たとえば /dev/hda を選択し、 「削除」をクリックしてそのディスク上のすべてのパーティションを削除します。

  5. 「作成」をクリックして、新しいパーティションを作成し、「基本パーティション (primary)」オプションを選択します。

  6. ポップアップウィンドウで、「最初のシリンダ」を 0 に、「最後のシリンダ」を + 5GB に、「マウントポイント」を / に設定します。

  7. 「作成」をクリックして、新しいパーティションを作成し、「拡張パーティション (extended)」オプションを選択します。

    ポップアップウィンドウ内の値は、すべて正しい設定でなければなりません。 たとえば、「最初のシリンダ」の値は「hda1」の「最後のシリンダ」の値より 1 多くなければなりません。「最後のシリンダ」は /dev/hda の「最後のシリンダ」と同じ値にすることができます。

    ディスクの残った部分を含むように拡張パーティションを作成すると、他のすべてのパーティションは、その拡張パーティションの中に作成されます。

  8. 「作成」をクリックして、新しいパーティションを作成します。

  9. 「フォーマットする」オプションの下のメニューから「Swap」を選択します。

  10. 「最後のシリンダ」フィールドで + 構文を使用して、スワップパーティションのサイズを指定します。 たとえば、RAM システムが 256M バイトで、スワップを 512M バイトに設定する場合、「+ 512MB」のように指定します。

  11. 「作成」をクリックして、新しいパーティションを作成します。 ディスクの残り部分を含む新しいパーティションが構成されます。 「マウントポイント」を /usr に設定します。

  12. 「次へ」をクリックして、パーティションテーブルを保存し、「インストールの設定」画面に戻ります。