GNOME 2.2 システム管理 (Linux 版)

設定値の設定

設定キーに対して、必須値またはデフォルト値を設定できます。 ユーザーの必須設定値またはデフォルト設定値を変更する前に、GConf デーモンがどのユーザーに対しても実行されていないことを確認する必要があります。 また、すべてのユーザーがログアウトしていることを確認してから、ユーザーの設定値を変更してください。

設定キーの必須値またはデフォルト値を設定するには、gconftool-2 コマンドを次のように使用します。

# gconftool-2 --direct --config-source configuration-source --type data-type --set preference-key value

たとえば、wwwproxy.xyz.com を必須の HTTP プロキシホストとして設定するには、次のコマンドを実行します。

# gconftool-2 --direct --config-source xml:readwrite:/etc/gconf/gconf.xml.mandatory --type string --set /system/http_proxy/host wwwproxy.xyz.com

ユーザーは、この設定値を上書きできません。

gconftool-2 コマンドを使用して、デフォルト値を設定することもできます。 たとえば、ワークスペースのデフォルト数を 5 に設定するには、次のコマンドを実行します。

# gconftool-2 --direct --config-source xml:readwrite:/etc/gconf/gconf.xml.defaults --type int --set /apps/metacity/general/num_workspaces 5

ユーザーは、この設定値を上書きできます。


注意 – 注意 –

ユーザーの必須設定値またはデフォルト設定値を変更する前に、すべてのユーザーがログアウトしていることを確認してください。