
かな漢字変換の標準インタフェースを使用するときの環境を設定します。
Wnn6 設定ユーティリティの「システム管理用」メニューから、「標準かな漢字変換インタフェース」を選択します。
 表 A–4  標準かな漢字変換インタフェース設定画面の説明
表 A–4  標準かな漢字変換インタフェース設定画面の説明| (1) | サーバーのホスト名を指定すると、そのサーバーに接続される。 ファイル名が省略されている場合は wnnenvrc が指定される | 
| (2) | サーバーのホスト名を指定すると、そのサーバーに接続される。 ファイル名が省略されている場合は漢字かな変換ができない | 
| (3) | サーバーのホスト名を指定すると、そのサーバーに接続される。 ファイル名が省略されている場合はかなローマ字変換ができない | 
| (4) | 「する」に設定すると、かな漢字変換サーバーに環境を固定化する | 
| (5) | 「する」に設定すると、かな漢字変換サーバーに環境を固定化する | 
| (6) | 「する」に設定すると、かな漢字変換サーバーに環境を固定化する | 
| (7) | 最大変換可能文字数を指定する。初期設定は 100 | 
| (8) | 次候補一覧の時の最大表示候補数を指定する。初期設定は 36 | 
| (9) | 最大変換可能文節数を指定する。初期設定は 80 | 
| (10) | ヒストリを最大何個まで記憶するかを指定する。初期設定は 11 | 
| (11) | 「ローマ字」にすると、確定した文字をローマ字に戻して削除する。 「かな」にすると、確定した文字はそのまま削除される | 
| (12) | 「する」に設定すると tty のフロー制御を行う | 
| (13) | 「しない」に設定すると、変換オフの時キーコード変換を行わない | 
| (14) | 「しない」に設定すると、変換行が空の時バッファを取り込まない | 
| (15) | 「オフ」に設定すると、uum を変換モードオフで起動する | 
| (16) | 「しない」に設定すると、句点 (。) 変換を行わない | 
| (17) | キーの割り当て設定ファイルを指定する | 
| (18) | ローマ字かな変換設定ファイルを指定する | 
| (19) | キーコードファイルを設定する | 
| (20) | 編集した内容で標準かな漢字変換インタフェースを設定する | 
| (21) | すべての設定をこのウィンドウを開いた時の状態に戻す | 
| (22) | すべての設定を出荷時の設定に戻す | 
| (23) | 設定中の内容を取り消してウィンドウを閉じる | 
| (24) | 操作のヘルプを表示する | 
Wnn6 設定ユーティリティの「システム管理用」メニューから「かな漢字変換用辞書」を選択します。
 表 A–5  かな漢字変換用辞書設定画面の説明
表 A–5  かな漢字変換用辞書設定画面の説明| (1) | かな漢字変換用辞書を一覧表示する | 
| (2) | かな漢字変換用辞書を追加する | 
| (3) | 選択したかな漢字変換用辞書を変更する | 
| (4) | 選択したかな漢字変換用辞書を削除する | 
| (5) | 付属語ファイルを指定する | 
| (6) | 辞書の作成条件を指定する。初期設定は「無条件に作る」 | 
| (7) | 編集した内容でかな漢字変換用辞書を設定する | 
| (8) | すべての設定をウィンドウが開いた時の状態に戻す | 
| (9) | すべての設定を出荷時の設定に戻す | 
| (10) | 設定中の内容を取り消してウィンドウを閉じる | 
| (11) | 操作のヘルプを表示する | 
(2)、(3) のボタンをクリックすると、かな漢字変換用辞書ファイルを追加、変更するウィンドウが開きます。

辞書ファイル名、頻度ファイル名、パスワードファイル名、優先順位、変換の種類を指定し、「了解」ボタンをクリックすると、かな漢字変換用辞書が設定されます。
日本語入力時のキーを設定します。
キーコードの表記方法として、8 進数、10 進数、16 進数を使用できます。表記方法は、プログラミング言語 C の表記方法に準じます。
Wnn6 設定ユーティリティの「システム管理用」メニューから「キーの割り当て」を選択します。
 表 A–6  キーの割り当て設定画面の説明
表 A–6  キーの割り当て設定画面の説明| (1) | キーコードを追加する | 
| (2) | 選択したキーコードを変更する | 
| (3) | 選択したキーコードを削除する | 
| (4) | 指定したキーコードでキーの割り当てを行う | 
| (5) | ウィンドウが開いた時の状態に戻す | 
| (6) | 出荷時の設定に戻す | 
| (7) | 設定を行わずにウィンドウを閉じる | 
| (8) | キーの割り当て設定操作のヘルプを表示する | 
モード番号の内容は表 A–7 を参照してください。
表 A–7 モード番号の内容| モード番号 | 内容 | 
|---|---|
| 0 | 変換結果を修正している状態 | 
| 1 | 文字を入力している状態 | 
| 2 | 変換後、文節の長さを伸ばしたり、縮めたりしている状態 | 
| 3 | バッファーに何も文字が入っていない状態 | 
| 4 | カーソルを動かしながら、候補を選択している状態 | 
Wnn6 設定ユーティリティの「システム管理用」メニューから「学習 / 変換 / 表示モード」を選択します。
 表 A–8  学習 / 変換 / 表示モード設定画面の説明
表 A–8  学習 / 変換 / 表示モード設定画面の説明| (1) | 「全設定項目」と「主要設定項目」を切り替える | 
| (2) | 指定したモードで Wnn6 の環境設定を行う | 
| (3) | 指定したモードを実行中の Wnn6 に反映するが、保存はしない | 
| (4) | すべての設定をウィンドウが開いた時の状態に戻す。ただし、実行中の Wnn6 には影響しない | 
| (5) | すべての設定を出荷時の設定に戻す。ただし、実行中の Wnn6 には影響しない | 
| (6) | 設定中の内容を取り消してウィンドウを閉じる。ただし、実行中の Wnn6 には影響しない | 
| (7) | 操作のヘルプを表示する | 
カスタマイズできる内容を表 A–9 に示します。
表 A–9 学習 / 変換 / 表示モード 全設定項目| 項目 (初期設定) | 内容 | 
|---|---|
| 無変換学習 (する) | 「する」に設定すると、辞書に登録されていない「ひらがな」「カタカナ」「ローマ字」の候補が確定された場合に、自動的に辞書へ登録する | 
| 文節切り学習 (する) | 「する」に設定すると、文節の切り直しを学習する | 
| FI 関係学習 (する) | 「する」に設定すると、FI 関係ユーザー辞書の学習を行う | 
| 送り基準学習 (する) | 「する」に設定すると、送り基準を学習する | 
| 接頭語学習 (する) | 「する」に設定すると、接頭語学習を行う | 
| 接尾語学習 (する) | 「する」に設定すると、接尾語学習を行う | 
| 一般語学習 (する) | 「する」に設定すると、一般語の学習を行う | 
| 頻度学習 (じわじわ学習) | 頻度の学習方法を指定する | 
| FI 頻度学習 (基準) | FI 頻度の学習方法を指定する | 
| 複合語変換 (しない) | 「しない」に設定すると付属語を含まない候補を優先する | 
| 送り基準 (本則) | 送りがなの基準規則を設定する | 
| 句読点 (。、) | 句読点の変換を、 “。” “、” <=⇒ “.” “,” で設定する | 
| 括弧(「」) | 括弧の変換を、“「“ ”」”<=⇒ “[“ ”]” で設定する | 
| 斜線 (・) | 斜線の変換を、“・” <=⇒ “/ ” で設定する | 
| 揺らぎ処理 (しない) | 「しない」に設定すると、揺らぎ処理を行わない | 
| 連濁処理 (しない) | 「しない」に設定すると連濁処理を行わない | 
| 最終使用最優先 (する) | 「する」に設定すると、最終使用を最優先する | 
| 初期設定 : 接頭語 -お、ご/御 (ひらがな) 数字 (全角 - カンマ無) アルファベット (全角) シンボル (JIS) | 接頭語、数字、アルファベット、シンボルの初期設定を指定する | 
| 単漢字を変換に使用 (しない) | 「しない」に設定すると、単漢字を変換に使用しない | 
| 人名を変換に使用 (する) | 「する」に設定すると、人名を変換に使用する | 
| 地名を変換に使用 (する) | 「する」に設定すると、地名を変換に使用する | 
| 句点変換 (しない) | 「しない」に設定すると、読みの入力中に句点 (。) を入力してもかな漢字変換が開始されない | 
| 次候補一覧の位置 (下) | 次候補一覧のウィンドウの表示位置を設定する | 
| 次候補一覧の形式 (複数行) | 候補一覧ウィンドウに候補を配置する形式を設定する |