ここでは、N1 System Manager コマンドで管理可能なオブジェクトについて説明します。
次の表には、使用可能なオブジェクトが一覧表示されています。
オブジェクト |
定義 |
---|---|
application |
N1 System Manager でインストールできるアプリケーションの 1 つ以上のインストールファイルです。 |
applicationprofile |
アプリケーションプロファイル。アプリケーションのインストール方法を定義した構成ファイルです。 |
dhcpconfig |
N1 System Manager で使用される DHCP 構成です。 |
firmware |
サーバーのファームウェアアップデートです。 |
group |
サーバーグループです。 |
guidconfig |
サーバー名とそれに対応する GUID の一覧を含むファイルです。 |
job |
特定の管理作業を行うためにユーザーによって開始され、追跡記録される非同期アクションです。 |
log |
管理対象サーバー、または N1 System Manager から生成されたイベントです。 |
notification |
ユーザーなどの外部ソースに N1 System Manager イベントを通知するタイミング、その送信先、送信方法を定義するためにユーザーが作成した通知規則です。 |
os |
インストール可能な OS のイメージです。OS ディストリビューションともいいます。 |
osprofile |
OS プロファイル。OS ディストリビューションのインストール方法を定義した構成ファイルです。 |
privilege |
N1 System Manager 内でユーザーが特定の操作を行うことを可能にする、定義済みのアクセス権セットです。ユーザーに権限を付与するには、権限をロールに割り当てます。 |
role |
N1 System Manager のユーザーに割り当て可能な権限セットです。N1 System Manager には、次の 3 つの定義済みロールがあります。ReadOnly、SecurityAdmin、Admin。権限を受けたユーザーは独自のロールを作成できます。ただしユーザーが定義済みのロールを変更することはできません。 |
server |
管理対象サーバー。N1 System Manager が検出して管理することが可能なサーバーです。 |
session |
アクティブな各ユーザーセッションに関連付けられているロールおよびその他コンテキスト情報です。ブラウザインタフェースおよび n1sh コマンド行インタフェースにログインしたユーザーごとに別々のユーザーセッションが 1 つずつ作成されます。ブラウザインタフェースおよびブラウザインタフェースのコマンド行は、同じセッションを共有するため、同じセッションロールを持ちます。 |
update |
OS アップデート (Solaris オペレーティングシステムの場合はパッチまたは パッケージ、Red Hat オペレーティングシステムの場合は RPM)。 |
user |
N1 System Manager へのログインを許可されたユーザーです。 |
module |
N1 System Manager のアドオン機能です。 |
application オブジェクトは、N1 System Manager でインストールできるアプリケーションの 1 つ以上のインストールファイルから構成されます。
application オブジェクトには次のコマンドを使用できます。create、delete、set、show。アプリケーションをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。
help command application コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
applicationprofile オブジェクトは、アプリケーションのインストール方法を定義した構成ファイルです。
applicationprofile オブジェクトには次のコマンドを使用できます。create、delete、set、show。アプリケーションプロファイルを使用してアプリケーションをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。
help command applicationprofile コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
dhcpconfig オブジェクトは、N1 System Manager の DHCP 構成を指定します。
dhcpconfig オブジェクトには次のコマンドを使用できます。create、delete、set、show。
help command dhcpconfig コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
firmware オブジェクトは、サーバー用のファームウェアアップデートです。
firmware オブジェクトには次のコマンドを使用できます。create、delete、set、show。ファームウェアアップデートをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。
help command firmware コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
group オブジェクトはサーバーのグループです。
group オブジェクトには次のコマンドを使用できます。add、create、delete、load、remove、reset、set、show、start、stop、unload。
help command group コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
guidconfig オブジェクトはサーバー名とそれに対応する GUID の一覧を含むファイルです。
guidconfig オブジェクトには load コマンドを使用できます。
help load guidconfig コマンドで詳細情報を得ることができます。
job オブジェクトは、特定の管理作業を行うためにユーザーによって開始され、追跡記録される非同期アクションです。
job オブジェクトには次のコマンドを使用できます。delete、show、stop。
help command job コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
log オブジェクトは、管理対象サーバーまたは N1 System Manager から生成されたイベントです。
log オブジェクトには次のコマンドを使用できます。show。
help command log コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
notification オブジェクトは、ユーザーなどの外部ソースに N1 System Manager イベントを通知するタイミング、その送信先、送信方法を定義するためにユーザーが作成した通知規則です。
notification オブジェクトには次のコマンドを使用できます。create、delete、set、show、start、stop。
help command notification コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
os オブジェクトは、インストール可能な OS のイメージです。OS ディストリビューションともいいます。
os オブジェクトには次のコマンドを使用できます。create、delete、set、show。
help command os コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
osprofile オブジェクトは、OS ディストリビューションのインストール方法を定義した構成ファイルです。
osprofile オブジェクトには次のコマンドを使用できます。add、create、delete、remove、set、show。OS プロファイルをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。
help command osprofile コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
privilege オブジェクトは、N1 System Manager 内でユーザーが特定の操作を行うことを可能にする定義済みのアクセス権セットです。ユーザーに権限を付与するには、権限をロールに割り当てます。
privilege オブジェクトには次のコマンドを使用できます。show。ロールに権限を追加したり、ロールから権限を削除したりするには、それぞれ add role および remove role コマンドを使用します。
help command privilege コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
role オブジェクトは、N1 System Manager のユーザーに割り当て可能な権限セットです。N1 System Manager には、次の 3 つの定義済みロールがあります。ReadOnly、SecurityAdmin、Admin。権限を受けたユーザーは独自のロールを作成できますが、定義済みのロールを変更することはできません。
role オブジェクトには次のコマンドを使用できます。add、create、delete、remove、set、show。ユーザーにロールを追加またはユーザーからロールを削除するには、それぞれ add user および remove user コマンドを使用します。
help command role コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
server オブジェクトは管理対象サーバーです。これは、N1 System Manager が検出して管理することが可能なサーバーです。
server オブジェクトには次のコマンドを使用できます。add、connect、delete、load、remove、reset、show、start、stop、unload。サーバーの検出には、discover コマンドを使用します。
help command server コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
session オブジェクトは、アクティブな各ユーザーセッションに関連付けられているロールおよびその他コンテキスト情報です。ブラウザインタフェースおよび n1sh コマンド行インタフェースにログインしたユーザーごとに別々のユーザーセッションが 1 つずつ作成されます。ブラウザインタフェースおよびブラウザインタフェースのコマンド行は、同じセッションを共有するため、同じセッションロールを持ちます。
session オブジェクトには次のコマンドを使用できます。set および show。
help command session コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
update オブジェクトは OS アップデートのことです (Solaris オペレーティングシステムの場合はパッチまたは パッケージ、Red Hat オペレーティングシステムの場合は RPM)。
update オブジェクトには次のコマンドを使用できます。create、delete、show。OS アップデートをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。
help command update コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
user オブジェクトは、N1 System Manager へのログインを許可されたユーザーです。
user オブジェクトには次のコマンドを使用できます。add、create、delete、remove、set、show。
help command user コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。
module オブジェクトは N1 System Manager のアドオン機能です。
module オブジェクトには次のコマンドを使用できます。set および show。
help command module コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。