Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル

オブジェクトのヘルプ

ここでは、N1 System Manager コマンドで管理可能なオブジェクトについて説明します。

次の表には、使用可能なオブジェクトが一覧表示されています。

オブジェクト 

定義 

application 

N1 System Manager でインストールできるアプリケーションの 1 つ以上のインストールファイルです。 

applicationprofile 

アプリケーションプロファイル。アプリケーションのインストール方法を定義した構成ファイルです。 

dhcpconfig 

N1 System Manager で使用される DHCP 構成です。 

firmware 

サーバーのファームウェアアップデートです。 

group 

サーバーグループです。 

guidconfig 

サーバー名とそれに対応する GUID の一覧を含むファイルです。 

job 

特定の管理作業を行うためにユーザーによって開始され、追跡記録される非同期アクションです。 

log 

管理対象サーバー、または N1 System Manager から生成されたイベントです。 

notification 

ユーザーなどの外部ソースに N1 System Manager イベントを通知するタイミング、その送信先、送信方法を定義するためにユーザーが作成した通知規則です。 

os 

インストール可能な OS のイメージです。OS ディストリビューションともいいます。 

osprofile 

OS プロファイル。OS ディストリビューションのインストール方法を定義した構成ファイルです。 

privilege 

N1 System Manager 内でユーザーが特定の操作を行うことを可能にする、定義済みのアクセス権セットです。ユーザーに権限を付与するには、権限をロールに割り当てます。 

role 

N1 System Manager のユーザーに割り当て可能な権限セットです。N1 System Manager には、次の 3 つの定義済みロールがあります。ReadOnlySecurityAdminAdmin。権限を受けたユーザーは独自のロールを作成できます。ただしユーザーが定義済みのロールを変更することはできません。

server 

管理対象サーバー。N1 System Manager が検出して管理することが可能なサーバーです。 

session 

アクティブな各ユーザーセッションに関連付けられているロールおよびその他コンテキスト情報です。ブラウザインタフェースおよび n1sh コマンド行インタフェースにログインしたユーザーごとに別々のユーザーセッションが 1 つずつ作成されます。ブラウザインタフェースおよびブラウザインタフェースのコマンド行は、同じセッションを共有するため、同じセッションロールを持ちます。

update 

OS アップデート (Solaris オペレーティングシステムの場合はパッチまたは パッケージ、Red Hat オペレーティングシステムの場合は RPM)。 

user 

N1 System Manager へのログインを許可されたユーザーです。 

module 

N1 System Manager のアドオン機能です。 

application

application オブジェクトは、N1 System Manager でインストールできるアプリケーションの 1 つ以上のインストールファイルから構成されます。

機能説明

application オブジェクトには次のコマンドを使用できます。createdeletesetshow。アプリケーションをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。

help command application コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

applicationprofile

applicationprofile オブジェクトは、アプリケーションのインストール方法を定義した構成ファイルです。

機能説明

applicationprofile オブジェクトには次のコマンドを使用できます。createdeletesetshow。アプリケーションプロファイルを使用してアプリケーションをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。

help command applicationprofile コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

dhcpconfig

dhcpconfig オブジェクトは、N1 System Manager の DHCP 構成を指定します。

機能説明

dhcpconfig オブジェクトには次のコマンドを使用できます。createdeletesetshow

help command dhcpconfig コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

firmware

firmware オブジェクトは、サーバー用のファームウェアアップデートです。

機能説明

firmware オブジェクトには次のコマンドを使用できます。createdeletesetshow。ファームウェアアップデートをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。

help command firmware コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

group

group オブジェクトはサーバーのグループです。

機能説明

group オブジェクトには次のコマンドを使用できます。addcreatedeleteloadremoveresetsetshowstartstopunload

help command group コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

guidconfig

guidconfig オブジェクトはサーバー名とそれに対応する GUID の一覧を含むファイルです。

機能説明

guidconfig オブジェクトには load コマンドを使用できます。

help load guidconfig コマンドで詳細情報を得ることができます。

job

job オブジェクトは、特定の管理作業を行うためにユーザーによって開始され、追跡記録される非同期アクションです。

機能説明

job オブジェクトには次のコマンドを使用できます。deleteshowstop

help command job コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

log

log オブジェクトは、管理対象サーバーまたは N1 System Manager から生成されたイベントです。

機能説明

log オブジェクトには次のコマンドを使用できます。show

help command log コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

notification

notification オブジェクトは、ユーザーなどの外部ソースに N1 System Manager イベントを通知するタイミング、その送信先、送信方法を定義するためにユーザーが作成した通知規則です。

機能説明

notification オブジェクトには次のコマンドを使用できます。createdeletesetshowstartstop

help command notification コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

os

os オブジェクトは、インストール可能な OS のイメージです。OS ディストリビューションともいいます。

機能説明

os オブジェクトには次のコマンドを使用できます。createdeletesetshow

help command os コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

osprofile

osprofile オブジェクトは、OS ディストリビューションのインストール方法を定義した構成ファイルです。

機能説明

osprofile オブジェクトには次のコマンドを使用できます。addcreatedeleteremovesetshow。OS プロファイルをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。

help command osprofile コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

privilege

privilege オブジェクトは、N1 System Manager 内でユーザーが特定の操作を行うことを可能にする定義済みのアクセス権セットです。ユーザーに権限を付与するには、権限をロールに割り当てます。

機能説明

privilege オブジェクトには次のコマンドを使用できます。show。ロールに権限を追加したり、ロールから権限を削除したりするには、それぞれ add role および remove role コマンドを使用します。

help command privilege コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

role

role オブジェクトは、N1 System Manager のユーザーに割り当て可能な権限セットです。N1 System Manager には、次の 3 つの定義済みロールがあります。ReadOnlySecurityAdminAdmin。権限を受けたユーザーは独自のロールを作成できますが、定義済みのロールを変更することはできません。

機能説明

role オブジェクトには次のコマンドを使用できます。addcreatedeleteremovesetshow。ユーザーにロールを追加またはユーザーからロールを削除するには、それぞれ add user および remove user コマンドを使用します。

help command role コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

server

server オブジェクトは管理対象サーバーです。これは、N1 System Manager が検出して管理することが可能なサーバーです。

機能説明

server オブジェクトには次のコマンドを使用できます。addconnectdeleteloadremoveresetshowstartstopunload。サーバーの検出には、discover コマンドを使用します。

help command server コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

session

session オブジェクトは、アクティブな各ユーザーセッションに関連付けられているロールおよびその他コンテキスト情報です。ブラウザインタフェースおよび n1sh コマンド行インタフェースにログインしたユーザーごとに別々のユーザーセッションが 1 つずつ作成されます。ブラウザインタフェースおよびブラウザインタフェースのコマンド行は、同じセッションを共有するため、同じセッションロールを持ちます。

機能説明

session オブジェクトには次のコマンドを使用できます。set および show

help command session コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

update

update オブジェクトは OS アップデートのことです (Solaris オペレーティングシステムの場合はパッチまたは パッケージ、Red Hat オペレーティングシステムの場合は RPM)。

機能説明

update オブジェクトには次のコマンドを使用できます。createdeleteshow。OS アップデートをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。

help command update コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

user

user オブジェクトは、N1 System Manager へのログインを許可されたユーザーです。

機能説明

user オブジェクトには次のコマンドを使用できます。addcreatedeleteremovesetshow

help command user コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

module

module オブジェクトは N1 System Manager のアドオン機能です。

機能説明

module オブジェクトには次のコマンドを使用できます。set および show

help command module コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。