Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル

管理対象サーバーの Sun ILOM Web GUI への接続

Sun Fire X4000 シリーズのサーバーの Sun ILOM Web GUI への遠隔アクセスには、connect server コマンドを使用します。


注 –

ブラウザインタフェースのコマンド行区画では、この操作はサポートされません。connect コマンドにアクセスするには、n1sh シェルを使用してください。


この機能は、Sun Fire X4000 シリーズのサーバーだけでサポートされています。ILOM Web GUI への自動ログインを有効にするには、n1smconfig スクリプトを使用します。ILOM Web GUI への自動ログインの有効化および無効化については、『Sun N1 System Manager 1.3 インストールおよび構成ガイド』「N1 System Manager の設定」を参照してください。

この機能は、ILOM 管理対象サーバーで、OS のインストール前やインストール中、およびサーバーの電源の再投入中に診断を行う場合に特に役に立ちます。

この操作はブラウザインタフェースから行うことができます。ブラウザインタフェースを使用したサーバーの Sun ILOM Web GUI へのアクセスについては、Sun N1 System Manager 1.3 のオンラインヘルプで「Sun Fire X4000 シリーズサーバーの Sun ILOM Web GUI を開く」という項目を検索してください。

管理サーバーでは、管理対象サーバーのコンソールの出力が、ブラウザインタフェース内で実行されている端末エミュレータアプレットにリダイレクトされます。

ブラウザインタフェースで ILOM Web GUI 機能用に使用される端末エミュレータアプレットは、証明書に基づくアプレットの認証を提供しません。またアプレットを使用するには、管理サーバーの SSHv1 を有効にする必要があります。

エミュレータが表示され、root プロンプトまたは読み取り専用のプロンプトのいずれかが使用できるようになります。


注 –

サーバーの電源を切っても、コンソールの接続は切れませんが、サーバーの電源が入るまで出力は表示されません。


ブラウザインタフェースの「サーバーの詳細」ページから Sun ILOM Web GUI 機能を使用するには、ブラウザを実行する管理対象サーバーに Sun Java Plugin 1.4.2 以降がインストールされている必要があります。N1 System Manager でサポートされているブラウザには、Sun Java Plugin 1.4.2 がインストールされていない場合があります。インストールされていない場合は、プラグインをインストールする必要があります。

ここでは、Sun Fire X4000 シリーズの管理対象サーバーの Sun ILOM Web GUI への遠隔アクセスの方法を示します。


注 –

Sun ILOM Web GUI の使用は、Sun Fire X4000 シリーズのサーバーだけでサポートされています。



例 5–24 Sun ILOM Web GUI への接続

Sun ILOM Web GUI に接続するには、ブラウザインタフェースの簡単なオプションを使用する必要があります。詳細は、Sun N1 System Manager 1.3 のオンラインヘルプを参照してください。

「Open ILOM Web GUI」メニュー項目が表示されない場合は、SSHv1 が有効化されていません。SSHv1 を有効にするには、n1smconfig ユーティリティーを使用します。『Sun N1 System Manager 1.3 インストールおよび構成ガイド』「N1 System Manager を設定する」を参照してください。

Sun Fire X4100 と Sun Fire X4200 の各サーバーの Sun ILOM Web GUI 自動ログイン機能を使用すると、サーバーのサービスプロセッサの資格が公開されます。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 インストールおよび構成ガイド』「セキュリティーの考慮事項」を参照してください。

Sun ILOM Web GUI を開くと、OS の配備中または電源の再投入中に、詳細な出力を表示することができます。手順については、『Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド』「OS プロファイルの配備」および 「管理対象サーバーまたはグループを再起動する」を参照してください。