N1 System Manager のインストールおよび構成作業中に、ログを記録するイベントを設定することができます。また、対話形式でイベント項目に重要度レベルを設定することもできます。『Sun N1 System Manager 1.3 インストールおよび構成ガイド』の「N1 System Manager の設定」を参照してください。
ログが保存されなくても、イベント通知は生成することができます。
イベントに関する次の情報を表示するには、show log コマンドを使用します。
日時 – イベントの発生日時です。
件名 – イベントが発生したサーバーです。
項目 – イベントの項目です。イベント通知の設定に有用です。詳細は、「イベント通知の設定」を参照してください。
重要度 – イベントの相対的な重要度です。
レベル – イベントの相対的なレベルです。
ソース – イベントを生成したコンポーネントの名前です。ジョブの実行中に生成されたイベントの場合、「ソース」はジョブ番号になります。
ロール – イベントを発動したユーザーのロールまたはユーザー名です。
メッセージ – イベントログメッセージの全文です。
n1smconfig スクリプトを使用し、イベントログを保管する日数を変更することができます。イベントログを保管する日数を減らすと、イベントログファイルの平均容量が減少します。この作業によって、イベントログファイルの容量がパフォーマンスに影響を与えることを避けることができます。Linux プラットフォームと Solaris OS プラットフォームのどちらでも、n1smconfig スクリプトは /usr/bin に保存されます。このスクリプトではイベントログを保持する日数を設定します。イベントログを設定するには、イベントカテゴリおよびリソースカテゴリを指定する必要があります。次のイベントカテゴリが定義されています。
Action
Ereport
Lifecycle
List
Problem
Statistic
all
all イベントカテゴリは、すべてのイベントのログを記録する場合に使用します。ほかのイベントカテゴリと実際のイベントの対応については、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』の「create notification 」に示すイベント通知の項目を参照してください。一般的なログファイルは、/var/adm/messages または /var/log/messages の syslog ファイルに保存されます。