検出ジョブが正常に終了すると、管理対象サーバーはその管理名で識別されます。管理対象サーバーの管理名は最初はサーバーの管理 IP アドレスに設定されます。管理対象サーバーの名前はいつでも変更できます。
ファームウェアアップデートを一括インストールするには、製造元とモデルに従って、管理対象サーバーのグループを作成できます。その後、オペレーティングシステム (「OS プロファイル」) や OS アップデートを一括インストールするため、機能グループを作成することができます。オペレーティングシステムのプロビジョニングについては、『Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド』を参照してください。管理対象サーバーは複数のグループに属することができるため、必要に応じて、一括保守のための新しいグループを作成することができます。
グループを作成するには、create group コマンドを使用します。管理対象サーバーをグループに追加するには、server サブコマンドを指定した add group コマンドを使用します。
1 つのコマンドでグループを作成し、管理対象サーバーを追加するには、create group コマンドと server サブコマンドを使用します。この処理は、サービスプロセッサの検出プロセス時に行うこともできます。discover コマンドにオプションを追加することで、新しいグループの作成と、新しいグループへのサーバーの追加が可能になります。手順については、「コマンド行を使用して SP ベースの検出で管理可能なサーバーを検出する」または 「コマンド行を使用して OS ベースの検出で管理可能なサーバーを検出する」を参照してください。
構文とパラメータの詳細は、N1–ok のコマンド行で、help create group または help add group と入力してください。