Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル

Procedureジョブを停止する

  1. N1 System Manager にログインします。

    詳細は、「N1 System Manager のコマンド行にアクセスする」を参照してください。

  2. 特定のジョブを停止します。


    N1-ok> stop job job
    

    ジョブが停止します。

    詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』「stop job」を参照してください。

  3. ジョブの詳細を表示します。


    N1-ok> show job job
    

    出力の「結果」の項目には、ジョブが停止されたことが示されます。

    ジョブはどれも停止できます。ただし、実際には、停止できるのは、その最終ステップになっていないジョブだけです。ジョブにはステップが 1 つだけのものもあり、その場合は停止できません。ステータスが 未開始 のジョブは停止できません。多くのサーバーからなるグループに対して行う操作は大量のステップから構成され、時間がかかることがあります。

    詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』「show job」を参照してください。


例 6–15 ジョブの停止

この例は、ジョブ ID を付けて stop job コマンドを使用すると返される、要求が受信されたことを確認するメッセージを示しています。


N1-ok> stop job 32

ジョブ "32" の停止要求を受け取りました。

次の例のように、show job コマンドに停止したジョブのジョブ ID を付けて使用すると、停止したジョブのより詳細な情報を得ることができます。「ステータス」に、ジョブが停止されたことの確認が返されます。ジョブを作成したコマンドも表示されます。ジョブの各「ステップ」も詳細表示されています。詳細には、ステップの開始時刻と完了時刻、およびステップが成功したかどうかが含まれています。「結果」の項目には、ジョブが停止されたことが示されています。


N1-ok> show job 32
ジョブ ID:  32
日時:      2005-11-02T08:08:37-0700
種類:      サーバーの再表示
ステータス:   停止 (2005-11-02T08:08:48-0700)
コマンド:    set server 192.168.200.2 refresh
所有者:     root
エラー:     0
警告:      0

ステップ
ID   種類            開始                        完了                        結果
1    Acquire Host  2005-11-02T08:08:38-0700  2005-11-02T08:08:38-0700  完了
2    Run Command   2005-11-02T08:08:38-0700  2005-11-02T08:08:38-0700  完了
3    Acquire Host  2005-11-02T08:08:40-0700  2005-11-02T08:08:40-0700  完了
4    Run Command   2005-11-02T08:08:40-0700  2005-11-02T08:08:47-0700  停止

参照

「管理対象サーバーまたはグループに対してリモートコマンドを実行する」