ここでは、ブラウザインタフェースを使用して OS アップデートをロードする手順を説明します。この説明のあとに、同じ操作をコマンド行で行う場合の例を示しています。
Solaris パッケージのインストールには、次のデフォルトの admin ファイルが使用されます。
mail=root instance=unique partial=nocheck runlevel=nocheck idepend=nocheck rdepend=nocheck space=quit setuid=nocheck conflict=nocheck action=nocheck basedir=default authentication=nocheck |
admin ファイルは、管理サーバー上の /opt/sun/n1gc/etc ディレクトリにあります。
N1 System Manager に OS アップデートをコピーします。詳細は、「OS アップデートをコピーする」を参照してください。
管理対象サーバーの監視を無効にします。この操作が必要になるのは、OS アップデートのインストール後のサーバーの再起動で障害通知が出されないようにする場合です。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「管理対象サーバーまたは管理対象サーバーのグループの監視を無効にする」を参照してください。
管理対象サーバーに基本管理機能が追加されていることを確認します。この操作によって、OS アップデートのインストールに必要なサポートが得られます。OS 監視機能を追加することによって基本管理機能を自動的に追加することができます。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「OS 監視機能を追加する」を参照してください。
パッケージのファイル名がパッケージの名前と一致していることを確認します。ファイル名がパッケージ名と一致しない状態で adminfile を使用して OS アップデートをインストールすると、アンインストールできなくなります。
N1 System Manager にログインします。
詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「N1 System Manager のブラウザインタフェースにアクセスする」を参照してください。
次のいずれかの操作を行い、「サーバー」表、または「サーバーグループ」表を表示します。
「タスクへのショートカット」区画からサーバーまたはサーバーグループに OS アップデートアイコンをドラッグ & ドロップします。
「OS アップデートのロード」確認ダイアログボックスが表示されます。
「了解」ボタンをクリックし、選択したサーバーに OS アップデートをロードします。
ダイアログが閉じます。
「ジョブ」タブをクリックします。
「ジョブ」表に、「OS アップデートのロード」ジョブに関する情報が表示されます。
インストールが成功したことを確認します。
N1-ok> show server server |
次の例は、load コマンドを使用し、2 つのサーバーに OS アップデートをインストールする方法を示しています。
N1-ok> load server server1,server2 update SUNWn1gcsolsparcag |
詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』の「load server」を参照してください。
次の例は、load コマンドを使用し、サーバーグループに複数の OS アップデートをインストールする方法を示しています。
N1-ok> load group devgroup update SUNWupdate1,SUNWupdate2 |
詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』の「load group」を参照してください。
『Sun N1 System Manager 1.3 Troubleshooting Guide』の「Solaris OS Update Deployment Failures」